バリ島ダイビングライセンス|2日間で大丈夫?3日間コースとの違い

バリ島でダイビングライセンス取得、2日間コースvs3日間コース

ダイビングライセンス(オープン・ウォーター・ダイバーコース)は、事前にeラーニングで学科を終了していれば、最短2日間で取得することも可能です。

実際、バリ島でも「旅行日程が限られているので、2日間で取りたい」というお問い合わせをよく頂きます。

体力に自信があり、水にも慣れていて、体験ダイビングの経験がある方なら、2日間で終了できるでしょう。
ただ中には、「講習って難しいのかな?」「ちゃんとついていけるかな?」と不安を感じながら参加される方もいます。

ダイビングを始める前の不安|よくある疑問を解説

初めてのダイビングでは、想像以上に集中力や体力を使います

そのため当ショップ(MAX DIVE)では、できるだけ余裕を持って、水中環境に慣れながら進められる3日間コースを基本的におすすめしています。

現在の風潮から、「短期間で最大の成果を得たい」と考えるのは自然なことだと思います。
いわゆる、海外でいう「スピード・コース」を希望する方がいるのも当然です。

ただ、ダイビングの世界では、スピードを優先して「早く終えること」が、必ずしも良い結果につながるとは限りません。せっかくバリ島でライセンスを取得するなら、ぜひ“海を楽しむ余裕”も一緒に持ち帰ってほしいです!

目次

本当に2日間でダイビングライセンスを習得できるの?

2日間で本当にCカード取得できるの?
PADIの指導基準上では可能です。

バリ島到着前までにeラーニングで(学科)を終了されていれば、以下のようなスケジュールで、2日間でオープンウォーターダイバー認定を目指すことができます。

ただし、2日間コースはスケジュールがかなりタイトです。

PADIオープン・ウォーター・ダイバーコース2日間と3日間コースの違い

2日間コース3日間コース
学科eラーニング事前終了eラーニング事前終了
1日目・プール講習5ダイブ以上+
・海洋実習1ダイブ(or2ダイブ)
プール講習5ダイブ以上
2日目海洋実習3ダイブ(or2ダイブ)海洋実習2ダイブ
3日目海洋実習2ダイブ
海洋実習のエリア・1日目サヌール
・2日目パダンバイorトランベン方面
・1日目パダンバイorトランベン方面
・2日目パダンバイorトランベン方面
特徴スケジュールがかなりタイト余裕を持って進行
メリット短期間で取得可能水中に慣れる時間が増える
デメリットスキル習得に差がでやすいなし

PADIの指導基準では、限定水域(プールなど)で5本以上、海洋実習は二日間に分けて4本以上

バリ島南部で2日間コースの受講する場合、通常1日目はプール講習修了後、サヌールの海で海洋実習を行います。
サヌールの海は、海況の変化が大きいため、穏やかで講習に適した日もあれば、波やうねりが入り、チャレンジングなコンディションになることもあります。

そのため、潮や海況をみて難しと判断した際は、早朝からトランベン方面へ移動し、1日目のスケジュールを行う場合も稀にあります。ただし、移動時間も長くなるため、受講生にとっては体力的にもかなりハードな1日になるでしょう。 

心にゆとりを持って、自分のペースで学ぶことにデメリットは一つもありませんね。

2日間コースを現実的に進められるケース

  • 水に対する恐怖心が全くない(スノーケリングや水泳ができる)
  • 体験ダイビングの経験があるで、すでに耳抜きや水中での呼吸ができる
  • 日頃から運動習慣があり、1日中アクティブに動いてもバテない体力がある
  • eラーニング(事前学習)を事前に終了

2日間コースは、当日の参加人数によっても進めやすさが大きく変わります。
1名〜2名程度の少人数であれば、それぞれのペースに合わせながら進めやすいですが、人数が多くなるほど、
どうしても進行に差が出やすくなります。

特に初心者講習では、

  • スキルを理解するスピード
  • 耳抜き
  • 水への慣れ
  • 疲労

などに個人差があるため、誰かに合わせて待つ時間が増えたり、逆に焦りが出てしまうこともあります。
そのため、短期間で進める2日間コースでは、1対1、または1対2程度の少人数講習が理想的ですね。

2日間コースで特に差が出やすいスキル

2日間コースで、特にしわ寄せが行きやすいのが「中性浮力(ホバリング)」の取得です。
もちろん個人差はありますが、短期間の講習では、水中で練習する時間が限られるため、中性浮力の感覚をしっかり身につけるまで至らないケースもあります。

中性浮力(ホバリング)こそが、今後安全にダイビングを楽しめるかどうかを大きく左右する、とても大切なスキルです。

そのため、当ショップ(MAX DIVE)では、初日のプール講習から、この中性浮力(ホバリング)の練習にかなり力をいれて進めていきます。そしてコース最終日には、自信を持って水中世界を楽しめるまで、スキルを引き上げていきます。

中性浮力(ホバリング)は、ただ「なんとなくできた」で終わるような単純なスキルではありません。

自分の体に意識を向け、肺を使って呼吸をコントロールしながら浮力を調整します。
もちろん、適正ウエイトの量も大切です。

浮きも沈みもしない感覚を、何度も繰り返し練習し、少しずつ体で覚えていくんです。
すぐに感覚を掴めるかたもいれば、時間がかかる方もいます。

他にも、短期間ではなかなか身につかないスキルもあります。

  • 水中での正しい姿勢(トリム)
  • 周りの状況(バディ)に目を配る余裕
  • 安全な浮上と潜降のコントロール

せっかく時間とお金を使って取得するライセンスだからこそ、

「なんとなくできた」ではなく、
「自信をもって潜れる」状態でコースを終えてほしい。

自信を持って潜れるようになると、水中世界はもっと楽しく、もっと癒さる場所になります!

ウミガメに出会ったり、可愛いクマノミをゆっくり観察したり、バリ島の大きな沈没船を探検したり…。
“余裕”ができることで、見える景色も変わっていくんです。

中性浮力上達のコツ

実際の講習で感じた「もう1日」の大切さ

以前、家族4人で2日間のオープン・ウォーター・ダイバーコースに参加してくださった方がいました。

お父さんと息子さん2人は体力もあり、海にも慣れていて、水泳も得意。

一方、お母さんは最初から「体力に自信がない」とおっしゃっていましたが、
旅行の日程の都合もあり、仕方なく家族と2日間コースに参加されました。

プール講習では、お父さんと息子さん2人がスムーズに進んでいく中、お母さんは途中で休憩を挟みながら進行。
お母さんは、他の3人と比べると少しゆっくりペースでしたが、スキルの取得自体になんの問題もありませんでした。

しかし、前日バリ島に到着したばかりだったことに加え、朝早くからの講習も重なり、午後には疲労がピーク。
ランチ後に予定していた海洋実習は、最終的に見送ることになりました。

プール講習のあとに一晩しっかり休み、翌日から海洋実習をスタートできていたら…

もう1日余裕があれば、間違いなくライセンスは習得できたはずです

体力的な理由などで、オープンウォーターダイバーコースを最後まで進めるのが難しい場合には、「スクーバ・ダイバーコース」へ切り替えるという選択肢もあります。 

実際に、女性2人で3日間のオープン・ウォーター・ダイバーコースに参加されたケースでは、1名の方が途中で体調を崩し、いわゆる“バリ腹”のような症状で1日講習に参加できなくなってしまったことがありました。 

その方は途中からスクーバ・ダイバーコースへ変更し、Cカードを取得されました。

ダイビング講習は、「絶対に予定通り進めなければいけない」というものではありません。

時間に余裕があれば、その時の体調やコンディションに合わせながら、無理なく進めていくこともとても大切だと感じています。 

何らかの事情でコースを修了できなかった場合でも、すべてが無駄になるわけではありません。
残りの講習を、日本へ帰国後に続けることも可能です。 

PADIスクーバ・ダイバーとオープン・ウォーターダイバーの違い

オープン・ウォーター・ダイバーコースで本当に大切なこと

もし目的が単に「認定カード(Cカード)の取得」だけなら、2日間コースで十分かもしれません。しかし、本当に大切なのはライセンスを取得した、‟その後” です。もし、これから先も長く海を楽しみ続けられる、自立したダイバーを目指すのであれば、できるだけ余裕を持って、水中で過ごす時間を増やし、じっくり練習を重ねることが大切だと思います。

ライセンス取得は“ゴール”ではなく“スタート” 

しっかり体で覚えたスキルは、少し時間が空いても自然と思い出せるものです
一方で、「なんとなくできた」で終わってしまったスキルは、時間が経つと感覚を忘れてしまい、次に潜ったときに、また最初から練習し直すような状態になってしまうことがあります。

ダイビングライセンス取得は、「思ったより簡単だった!」と感じる方もいれば、「大変だったけど楽しかった!」と感じる方もいます。

ただ、どちらであっても、コースを終えたときの達成感は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
ぜひ、ご自身の体力や経験、水への慣れ具合も考慮しながら、自分に合ったコース日程を選んでみてください。

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