【バリ島で】泳げない不安を感動に変えたダイビングライセンス講習

今回バリ島でダイビングライセンス講習に参加してくださったのは、仲良し3名様。
オープン・ウォーター・ダイバー(OW)コースに挑戦です。
新婚旅行で訪れたグアムでの体験ダイビングをきっかけに、
「いつか絶対にライセンスを取りたい」と思っていたお母さんのAさん。
そして、職場の同僚であるAさんと、スポーツ万能な息子さんのN君です。
実は、お母さんのAさんとご友人のKさんは泳ぎが大の苦手。
「私でも本当にダイビングできるのかな…?」
という心理的ハードルを越えるため、なんとコース参加を決めてから約1年間、
スポーツクラブで水泳の練習を続けてこられたそうです。
「私でも本当にできるのかな…」不安を抱えながら始まったバリ島でのダイビング講習ですが、最終日には体験ダイビングで参加された旦那様とお嬢様も合流。家族みんなで和気あいあいとし、感動の修了式となりました。
泳ぎが苦手でも大丈夫?自分のペースで進むOW講習
3名様は日本で事前にPADIeラーニング(学科)を終了してからのご参加。
バリ島現地では、以下の3日間の日程で実技講習を行いました。
- 1日目:プール講習+学科の復習
- 2日目:海洋実習(トランベン:最大深度12m:ビーチエントリー)
- 3日目:海洋実習(パダンバイ:最大深度18m:ボート)

初日のプール講習では、1年間頑張って練習してきた成果が見事に発揮され、
200メートル水泳と10分間の立ち泳ぎ、問題なくクリア。
耳抜きにも大きな問題はありません。
しかし、器材を背負って水中スキル練習が始まると、それぞれのペースの違いが見えてきました。
新しいスキルをどんどん吸収していく息子さんN君に対し、
お母さんのAさんは「早く覚えなきゃ」という焦りもあり、
ご友人のKさんは不安いっぱいの様子。
当ショップ(MAX DIVE) では、ゲスト一人ひとりの不安に寄り添う講習を大切にしています。
今回はアシスタントインストラクターもチームに入っていたため、
周りにプレッシャーを感じることなく、それぞれのペースに合わせてじっくり進むことがきました。
もちろん、朝から夕方までぶっ通しで練習しているわけではありません(笑)。 途中で美味しいランチを食べたり、おしゃべりをしながらこまめに休憩を挟んでいるので、体力に合わせて無理なく進められます。
苦手なスキルも、仕組みを理解して一つずつクリア
ご友人のKさんが一番苦戦したのは、マスクを脱着しながら呼吸をすること。
さらに、肩が上がりにくいため、水面での器材脱着でした。
Kさんは、「頭の中でしっかりと仕組みを理論立てて、納得してから動くタイプ」の方です。そのため、たっぷり時間をかけて手順や理由を説明し、納得していただいてからスキルを習得してもらいました。
また、肩の可動域に合わせ、PADIの達成条件(パフォーマンス・リクワイアメント)を安全に満たせるよう、手順や方法をそのKさんに合わせてカスタマイズして実地。
じっくり向き合った結果、スポーツ万能な息子さんN君は15時ごろに一足早く終了し、お母さんAさんと、ご友人Kさんも17時には全てのプールスキルを笑顔でマスターできました。
※ダイビングライセンス取得では「どのショップで学ぶか」で、安心感や上達のスピードも変わってきます。
2日目:トランベンの「沈船リバティ号」で海洋実習スタート!

2日目は、プールで練習したスキルを実際の海で練習する日です。
これからいよいよ、ワクワクの水中で世界が始まります!
この日は海況も良く、講習にぴったりのコンディションでした。
ビーチから器材を背負ってエントリーし、ゆっくりと潜降。
プールではあんなに不安そうだったお母さんAさんや友人Kさんですが、
海に入ってみると驚くほど落ち着いてます。
水中でのスキルも丁寧にこなし、呼吸も安定していました。
初日のプールで、体が感覚を覚えるまで時間をかけて繰り返し練習してきた成果が、
しっかり現れています。
人気トランベンの海で実践!ダイビングスキルの練習
水中世界を楽しむための基礎スキルをとなる、実際の海でもう一度練習していきます。
トランベンの沈船リバティポイントは、ファンダイビングでも人気の高いポイントですが、流れが穏やかな日も多く、ダイビング講習にも適したポイントです。

潜降してすぐの様子。皆さんのとても安定していて、泳ぐ姿勢(トリム)も綺麗です。


特にご友人Kさんは、プールであれほど苦手意識のあった「マスク脱着&マスククリアー」のスキルも、海では驚くほど落ち着いてこなせました。
- マスクが顔から外れても、慌てなくて大丈夫な理由」
- どうやってマスクの水を抜くのか」
- どんな場面でこのスキルが必要になるのか」
をしっかり理解しながら練習してきた成果が、海の中でもしっかり現れていました。


また、ダイビングを安全に楽しむためのに重要な「中性浮力・ホバリング」スキルも、プールで繰り返し練習した成果がしっかり現れていました。
「息を吸ったら浮き、吐いたら沈む」
そこにあるタイムラグを体で覚えるのが、中性浮力のコツです。
この感覚を掴めるかどうかで、今後のダイビングの楽しさは大きく変わっていきます。そのため、当ショップではプールでも海でも、中性浮力の練習に特に力を入れています。

さらに、「水中コンパスナビゲーション」は、お母さんのAさんが納得いくまで3回挑戦。
1回目は緊張から砂地に手をついてしまいましたが、2度目で見事にコツを掴み、3回目にはご自身でも100%納得のいくナビゲーションを見せてくれました。
「もう一度やりたいです!」
と前向きに挑戦する姿がとても印象的でした。
妥協せず、楽しみながら上達しようとする姿勢、インストラクターとして本当に大好きです!

そして、親子バディで行った「エア切れ」対応の練習では、お互いの目をみながら落ち着いて手順を確認。特に、息子さんのN君がお母さんを自然に気遣ってる様子が、しっかり伝わってきました。
ライセンス講習中に出会った、沈船リバティ号の絶景
オープン・ウォーター・ダイバーコースの海洋実習は、水中でダイビングスキルの練習をするだけではありません。


残圧の確認や、バディとの距離、水中での泳ぐ姿勢(トリム)など意識しながら、水中世界を楽しみます。

沈船リバティ号の浅場に群れるムスジコショウダイ。講習中にこんな絶景が見られるのもトランベンの魅力です。
最終日はパダンバイ!家族に見せた感動の成長

最終日には、体験ダイビングに参加されたジャカルタ駐在の旦那様と日本からのお嬢さんも合流。
ご家族、友人そろっての特別な休日です。 パダンバイはサヌールから車で1間ほどの場所にある、初心者の方、シュノーケリングにも人気のスポットです。
ここで、インストラクターとして本当に胸が熱くなるシーンがありました。
数日前まで「私でもできるかな…」と不安を抱えていたお母さんのAさんやお友達のKさんが、体験ダイビングに参加の旦那様やお嬢様に向けて、「器材の使い方」や「水中での呼吸のコツ」とても頼もしそうに説明していたのです!
たった3日間で、不安を抱える「受講生」から、誰かを安心させてあげられる「一人前のダイバー」へ。
お二人の素晴らしい成長の姿を見て、こちらまで本当に嬉しい気持ちになりました。
オープンウォーターダイバーの限界!水深18mの世界へ
最終日は、オープンウォーターダイバーが潜れる最大深度18mに挑戦。

小さな沈船をワクワクしながら抜けます。

鮮やかな黄色いラインが美しい、アカヒメジの群れがサンゴ礁の上を群れる絶景。

大きなコブシメにも遭遇しました!
すぐ近くには小さなコブシメもいて、体の色を変える不思議な生態を、みんなでじっくりと観察しました。
OWコースは海を長く楽しむための第一歩

3日間のすべての講習を終え、新しいダイバーが誕生した瞬間、皆さんから本当に素敵な笑顔と言葉をいただきました。
お母さんのAさん:
「体験ダイビングでは味わえなかった世界を見ることができて、潜ることそのものが前よりもっと大好きになりました!」
と話してくださいました。
ご友人のKさん:
「この3日間、自分を信じて本当によく頑張ったので、最高の自分へのご褒美になりました!」
満面の笑顔で話すお二人の横で、運動大好きな息子さんのN君は、「将来、ダイビングのプロを目指したい」という大きな目標に向けて、確固たる自信を掴んだようです。
旦那様のジャカルタ駐在という貴重な一時を利用した、大切な家族旅行。
ただの休日でなく、家族・友人のみんなでひとつの大きな感動を分け合った、きっと、かけがえのない時間になったではないでしょうか。
※「ダイビングしたいけど怖い」不安を感じる方へ、
ダイビングを始める前の不安とは?|よくある疑問を解説
