バリ島ダイビング一人参加は不安?16年ガイドが教える現場のリアル

「一人でダイビングに参加するのは変かな?」
「初心者だけど一人で大丈夫?」
まずお伝えしたいのは、ダイビングの一人参加は決して珍しいことではない、ということです。
バリ島でも初心者からベテランまで、多くの方がお一人で参加されています。
実は私自身も、昔サイパンへ一人で潜りに行く前は、まったく同じ不安を抱えてモヤモヤとしていました。
「どんな人と潜るんだろう?」
「一人で食事になったらどうしよう?」
そんなことばかり考え、日本からスーツケースにカップラーメンを詰め込んで行ったほどです。
今振り返ると、当時の私はダイビングスキルに自信がありませんでした。
だから不安だったのは、一人旅そのものではなく、「一人でダイビングに参加すること」だったのです。
しかし実際に参加してみると、その心配は案外あっさり消えてしまいました。
それどころか、一人で参加するダイバーが思っていた以上に多いことに気づかされたのです。
この記事では、ダイビングの一人参加でよくある不安の「正体」や、実際の現場のリアルについて、私自身の経験を交えながらお伝えします。
ダイビングでは一人参加は意外と多い

バリ島で16年インストラクターをしていますが、初心者・ベテランを問わず、一人参加の方はたくさんいらっしゃいます。
そのスタイルも、本当にさまざまです。
- バリ島を一人旅中の方
- 家族や友人との旅行中に、1日だけサクッとダイビングに来る方
- 社員旅行や卒業旅行の自由時間を利用して潜りに来る方
- 一人だけでライセンス講習に挑戦する方
また、身近にダイバー仲間がいなかったり、「友達と予定を合わせるより、自分の行きたいタイミングで潜りたい」という方も多いです。
一人参加は、決して特別なことではありません。ダイビングの世界では、ごく普通のスタイルです。
なぜ「ダイビングの一人参加」が不安になるのか?
一人旅や、一人での外食は平気なのに、なぜか「ダイビングに一人で参加する」となると、急にハードルが高く感じてしまうのでしょうか?
実際、当店にお問い合わせをいただく際も、特に初心者やブランクのある方から「一人参加でも大丈夫ですか?」というご質問をよくいただきます。
その背景には、以下のような不安の「正体」が隠れているようです。
- 「自分だけ初心者だったらどうしよう」
- 「グループばかりの中で、自分一人だけ浮いてしまったらどうしよう」
- 「エアーの消費が早くて、周りに迷惑をかけたらどうしよう」
根っこにあるのは、「知らないダイバーの輪に、一人で入ることへの緊張」なのかもしれません。
実は、昔の私も全く同じ不安を抱えていました。
友達と一緒なら、
「ちょっと背中のジッパー上げて」
「器材のセッティング、これで合ってるかな?」
と気軽に聞けますよね。
でも一人参加だと、 「すみません、ちょっと教えていただけますか?」 と、初対面の人に自分から声をかけなければなりません。こういう「ちょっとした気遣い」が重なるから、つい足踏みしちゃうんですよね。
ぶっちゃけ、ダイビングの一人参加で「浮く」ことはありません
結論から言うと、一人参加だからといって現場で浮くことはありません。なぜなら、そこには「ダイビング(海)が好き」という最強の共通言語があるからです。
朝、お互いに「はじめまして」とご対面し、ダイビングスポットまで車で移動します。 実は、この移動中から、すでに自然とダイビングの話で盛り上がっちゃうんです。
「普段はどこで潜っているんですか?」
「ライセンスはどこで取ったんですか?」
「バリ島でマンタは見たことありますか?」
これだけで、年齢も職業も関係なく、一瞬で心が通じ合ってしまいます。
また、経験豊富なベテランダイバーほど、初心者に優しい方が多いのもダイビング界の素敵なところです。
みんな、かつては同じ初心者としてスタートした過去があるからこそ、その大変さや不安が誰よりもよく分かっているんですよね。
耳抜きに苦労したこと。ひどい船酔いをしたこと。器材のセッティングに戸惑って焦ったこと。
みんなその苦労を知っているから、初心者の方が思っているほど「迷惑だ」なんて誰も思いません。
むしろ、困っている人がいれば自然と手を差し伸べてくれる温かさがあります。
私が経験した、ダイビングで「一番浮きそうだった」ときの話
実は私自身、昔こんな経験がありました。
買ったばかりの新しい水中カメラを持って、沖縄でプロカメラマンから学ぶフォトコースに参加したときのことです。
参加者は少人数でしたが、なんと私以外は全員、水中カメラに慣れ親しんだダイバーばかり。
「うわあ、場違いのところにきちゃったかも…?」
「私だけ完全に浮いちゃたどうしよう…」と内心ヒヤヒヤしていました。
しかし、実際はどうだったか。
結論から言うと、浮くことなど全くありませんでした。それどころか、ベテランダイバーの方々がカメラのセッティング方法からライティングまで、本当にたくさん教えてくれたのです。
最初の不安とは真逆の、最高に楽しい時間になりました。
さらに嬉しかったのは、その時に知り合った方々とは、その後も一緒に潜りに行く機会に恵まれたことです。一人での参加が、ダイビングの輪が広がる素晴らしいきっかけにすらなりました。
一人で申し込むと、実際どうなるの?
「一人で申し込んだら、他のお客様と一緒になるの?」
実際のところ、その日の予約状況やダイビングのレベル、目的によって変わりますが、当店では、大きく分けると次の3パターンです。
- 少人数制でグループ編成
-
他のお客様とご一緒にダイビングをする場合でも、
極端な例ですが「初めてのダイビングやブランクがある方」と「水中写真をじっくり撮りたいダイバー」を無理に同じチームにすることはありません。できるだけ、それぞれがストレスなく楽しめるようにしています。
また、ダイビングスキルに不安のある方は、事前に教えていただけると当日ガイドもサポートしやすくなり、より安心してダイビングを楽しめます - ガイドとの贅沢「マンツーマン」になることも
-
その日のご予約がお一人だけだった場合は、結果的にガイドとのマンツーマンダイビングになることもあります。
この場合、プロのガイドがあなたの「バディ」になります!周りを気にせず、自分のペースでゆっくり楽しめるのは、一人参加ならではのメリットかもしれません。 - 貸し切りで潜る「完全プライベート」
-
「写真撮影に集中したい」「他のお客様に気を遣わず、とにかくマイペースで楽しみたい」という方には、完全プライベートでのご案内も可能です。
「バディって何?」「なぜ必要なの?」と思った方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ダイビングの一人参加が不安な方へ
30年前にカップラーメンを抱えていた私が思うこと
「一人で参加して大丈夫かな?」
そうやって不安に思うのは、初めての場所や、新しい環境に飛び込むときなら誰もが感じる当たり前の気持ちです。
でも、本当に心配しなくて大丈夫。
ダイビングは一人で参加しても全く問題ありませんし、むしろ自分のペースで気楽に楽しめるレジャーです。
その不安のほとんどは、実際にバリ島の海に飛び込んでみたら、案外あっさり消えてしまうものですよ 。
私自身がそうだったように、その先には思っている以上に楽しい海や仲間が待っているはずです。
もし気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」という内容でも大丈夫です。
一人参加の不安、久々のダイビング(ブランク)、泳ぎへの不安、女性お一人でのご参加など、どんな小さなことでも遠慮なくご相談ください。
ダイビング一人参加でよくある質問

女性一人でも参加できますか?
はい、大丈夫です。
女性お一人で参加される方も多くいらっしゃいます。
一人旅の途中で参加される方や、ご家族・ご友人との旅行中にご自身だけダイビングへ参加される方も少なくありません。
一人参加の場合、バディはどうなりますか?
その日の参加人数やレベルによって異なります。
他のお客様とバディを組む場合もありますし、予約状況によってはガイドとのマンツーマンダイビングになることもあります。
初心者の方やブランクのある方は、できるだけ安心して楽しめるよう配慮してご案内しています。
バディシステムについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ダイビングライセンス講習(オープンウォーターコース)も一人で参加できますか?
はい、可能です。
実際にライセンス取得コースへお一人で参加される方も多くいらっしゃいます。
「友達と予定が合わないから先に取ってしまおう」という方や、「旅行を機会に新しいことへ挑戦したい」という方も少なくありません。
オープンウォーターコースの日程や、2日間コースと3日間コースの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
泳ぎが苦手でも参加できますか?
何年もブランクがあるのですが、一人参加でも平気ですか?
はい、大丈夫です!安心してお越しください。
もし本当に心配な場合は、ファンダイビングへ行く前に、器材のセッティングや中性浮力などダイビングスキルをおさらいする「リフレッシュコース」へのご参加がおすすめです。
あなたのペースに合わせてマンツーマンに近い形で丁寧にサポートしますので、ブランクがあっても、一人でも、全く心配いりませんよ。
一人参加だと浮いてしまいませんか?
私が16年間バリ島でインストラクターをしてきた中では、一人参加だからといって特別浮いてしまうことはないです。
ダイビングという共通の趣味があるため、移動中や休憩時間に自然と会話が生まれることも少なくありません。また、一人参加のダイバー自体が珍しくないため、必要以上に心配する必要はないと思います。
エアの消費が早いので不安です。
当店では通常アルミ11Lタンクを使用していますが、15Lタンクのご用意も可能です。
ご希望の方は、ダイビング前日までにお知らせください。
一人参加の場合、追加料金はかかりますか?
かからない場合も多いですが、当日の予約状況やご希望のダイビングポイントによって異なります。
ご希望の日程やコースが決まっている方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
生理中でもダイビングに参加できますか?
その他の【よくある質問】



