生理中でもダイビングできる?女性プロが語るトイレ不安解消法【バリ編】

バリ島ダイビング,トイレ事情

「旅行と生理が重なりそう…」
「生理中でもダイビングってできるの?」
「ボートにトイレが無かったらどうしよう…」

女性ゲストから、よくいただくご質問です。
結論から言うと、体調に問題がなければ、生理中でもダイビングはできます

実際、多くの女性ダイバーが、タンポン月経カップなどを使用しながら普通に潜っています。

ただ、生理中のダイビングで気になるのは、

  • トイレへ行けるタイミング
  • 長時間ボート
  • 「我慢できる?」問題
  • ダイビング中のおしっこ
  • お腹の不安

などですよね。

私自身、ダイビングを始めた頃は、「ボートにトイレがあるか」を毎回かなり気にしていました。

この記事では、女性プロダイバーとして実際によく聞かれる、生理中のダイビングや海でのトイレ不安について、バリ島でのリアルな経験をもとにお話しします。

目次

生理中でもダイビングできる?

体調に問題がなければ、生理中でもダイビングは可能です
実際、ほとんどの女性ダイバーは、「タンポン」を使用して潜っています。

最近では、欧米の女性ダイバーを中心に「月経カップ」を使用している方も増えてきました。

生理カップ

以前、タンポンを使用することに抵抗がある女性ゲストが、普通の生理用ナプキンを使用してダイビングをしていました。ただ、水中ではナプキンが海水を吸ってしまうため、個人的にはタンポンの方が漏れにくく、安心だとおもいます。

ちなみに、私自身、ファンダイビングを楽しんでいた頃は、ダイビング旅行と生理が重なりそうな時、産婦人科でピルを処方してもらい、生理日をずらしていたこともありました。

ただし、体調や体質との相性もあると思うので、気になる方は無理せず、事前に婦人科で相談するのがおすすめです。

ちなみに、女性ゲストから時々聞かれるのが、
生理中たてサメが寄ってきませんか?」という質問。
ですが、現在のところ、生理中の人がサメに襲われやすいという科学的根拠はありません。
サメは血液に反応する能力を持っていますが、広い海の中では、生理による微量の血液は「海の一滴」のようなものです。サメについて詳しく知りたい方は、こちらの記事でも紹介してます。

生理中のダイビングで、やっぱり気になるのは「トイレ事情」

タンポンを使用したままおしっこはできますが、長時間交換できない状況が続くと、不安になる方も多いと思います。

特に、

  • 長時間ボート
  • トイレの少ないポイント
  • 3ダイブの日

などは気になりますよね。

ダイビング中にトイレに行きたくなったどうするの?

ダイビングを始める前、多くの方が気になるのが「トイレ問題」。

特にレンタルのウェットスーツだと、

「汚したくない…」
「みんな本当に海でしてるの?」

と不安になりますよね。

その気持ち、すごく分かります。
でも、ダイビング中に我慢するのはおすすめしません
特に、水分を控えるのは絶対NG

脱水は、

  • 疲れやすくなる
  • 船酔いしやすくなる
  • 減圧症リスクにつながる

など、体への負担が大きくなります。

実際は、休憩中にウェットスーツを少し下ろして、海で済ませているダイバーがほとんどです

ボートの近くで海へ入り、さっと済ませる感じですね。

ちなみに、タンポンを使用したままでもおしっこはできます

ただ、生理中は長時間トイレへ行けない状況が続くと、不安になる方も多いと思います

  • 長時間のダイビング
  • 水中で急に行きたくなった時

など、どうしてもの場合は、ウェットスーツを着たまま水中で済ませる方もいます。

もちろん、ウェットスーツは臭くなりやすいので、これは最終手段。
海から上がった後は、真水でしっかり洗い流すのがおすすめです。

「大」の不安もありますよね 

ここでいう「大」は、大便のことです(笑)
おしっこと違って、こちらはウェットスーツを着たまま…という訳にはいきません。

だからこそ、

  • 朝お腹の調子が微妙(バリ腹か?)
  • 緊張するとお腹が痛くなる
  • 「いつものタイミング」で出なかった
  • 長時間ボートが不安

そんな日は、心配になりますよね。

以前、パダンバイで一緒だった女性ダイバーさんは、水面休息中にシュノーケリングへ。

後から聞いたら、

「実はボートから少し離れて用を足してきた(笑)」とのこと。

みんなで大笑いでした。

もちろん毎回そんなことがある訳ではありませんが、「どうしよう…」と一人で我慢し続けるより、気持ちを楽にしておくことも大切。

ちなみに、ベテランダイバーさん曰く、「海での大便は前日に食べたものによって浮いたり沈んだりする」そうです(笑)

私はまだ未経験ですが…。

少しでも不安があれば、事前にスタッフへ相談してくださいね。

バリ島のダイビングスポットごとにトイレ事情を説明

生理中や、お腹の不安がある日は、「どのタイミングでトイレへ行けるか?
を事前に知っておくだけでも安心感がかなり違います。

バリ島は、ダイビングスポットによってトイレ事情が大きく変わります。
まずは、バリ島の主なダイビングエリアのトイレ事情を簡単にまとめました。

ダイビングポイントトイレ事情生理の安心度
トランベン・アメッド・
シークレットベイ(ビーチ)
陸で休憩でき、トイレへ行きやすい◎ 安心しやすい
トランベン・アメッド・
シークレットベイ(ボート)
1ダイブごとに陸へ戻る○ 比較的安心
ヌサペニダスピードボートに小さいトイレあり○ 比較的安心
パダンバイ2ダイブ終了までボート。
トイレなし
△ 海で用を足すことも
ムンジャンガン長時間ボート。トイレなし△ やや不安あり

ポイントによって、ボート移動時間やトイレ環境はかなり違います。

ここからは、それぞれのエリアについて詳しく女性目線でリアルなトイレ事情を紹介します。
ダイビング前に各ダイビングスポットのトイレ事情を知っておくといいですね。

トランベンアメッドPJシークレットベイ(ビーチ)

これらのダイビングスポットは、基本的にビーチエントリーです。
あわてて海へ入ることも少なく、ダイビング前にトイレへ行く時間もしっかり取れます。
生理中でも比較的安心しやすいスタイルです。

トランベン・アメッド・シークレットベイ(ボート)

アメッドでは、体験ダイビング以外はボートを使用することが多いです。
ただ、基本的に1ダイブごとに陸へ戻るため安心。
シークレットベイでピクチャードラゴネットを探しに行く際もボートを使用しますが、ポイントまでは約10分ほど。
こちらも1ダイブごとに陸へ戻るので、比較的安心しやすいです。

ヌサペニダ

スピードボートには小さなトイレが付いています。
広くはありませんが、「あるだけで安心」という女性ゲストは多いですね。

ムンジャンガン

ムンジャンガンは、今回紹介した中では一番ハードかもしれません。

ボートにトイレはなく、ポイントまで約40分。
ダイビング中も基本的にずっとボートの上です。

途中、お昼休憩で陸へ上がる場合はトイレへ行けますが、タイミングによっては4時間以上トイレへ行けないことも。

これは結構つらい(笑)
特に、

  • 生理中
  • お腹の不安がある日
  • 3ダイブ予定の日

などは、少し注意が必要かもしれません。
経験上、そう感じます。

パダンバイ

パダンバイはボートダイビングが中心。

ポイントまでは約10分ほどですが、2ダイブ終了まで基本的にずっとボートの上で過ごします。
小型ボートにはトイレが無いことがほとんどなので、休憩中は海へ入って用を足すスタイルになります。

移動時間が短いのは救いですが、

  • 生理中
  • お腹の不安がある日

などは少し気になる方もいるかもしれません。

生理中のダイビング|あると便利な持ち物

生理中のダイビングは、事前に少し準備しておくだけでも安心感がかなり違います。
実際に「持ってきて良かった」と感じるものを紹介します。

日本から持参したいタンポン

バリ島でもタンポンは購入できますが、日本製の方が使いやすいと感じる方は多いです。
普段使い慣れているものを持参すると安心。

ティッシュ・トイレットペーパー

バリ島では、トイレットペーパーを流せない場所も多いです。
また、紙がないトイレもあります。

小さめのティッシュや携帯用トイレットペーパーがあると便利。

色付きのビニール袋

使用済みの生理用品を捨てるゴミ箱が無い場合もあります。
そんな時、色付きのビニール袋があると安心です。

中身が見えにくいので便利

ビキニタイプの水着

生理中は、ワンピースタイプよりビキニタイプの方がトイレへ行きやすいです。
特にボートダイビングの日は、着替えやすさがかなり大事。

スパッツ・トレンカ

水着の上にスパッツやトレンカを履いておくと安心感があります。
ウェットスーツを脱いだ時も気になりにくく、冷え対策にもなります。

我慢しないで、スタッフに相談してくださいね

ダイビング中の「我慢」は、意外と大きなストレスになります。

  • 生理中
  • お腹の不安
  • 長時間ボート
  • トイレ問題

など、気になることがある日はなおさら。

私自身、ダイビングを仕事にする前は、ツアーへ参加するたびに「トイレ事情」をかなり気にしていました。

でも、経験上感じるのは、

事前に知っているだけでも安心感は全然違う

ということ。

特に女性の場合、ちょっとした不安があるだけで、せっかくのダイビング旅行を思いきり楽しめなくなってしまうこともあります。だからこそ、気になることがあれば遠慮せずスタッフへ相談してください

少しでもストレスなく、安心してバリ島の海を楽しんでもらえたら嬉しいです。

「こんな時どうするんだろう?」って思ったらお問い合わせ下さい

目次