初めてのダイビングライセンス|スクーバ・ダイバーってご存じですか?

皆さん、「ダイバー」や「ノン・ダイバー」という言葉を聞いたことはありますか?
ダイビングに関心のある方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
一般的に、
- ダイバーとは、オープン・ウォーター・ダイバーの認定を受けている人〔=ダイビングライセンスを持っている人〕
- ノン・ダイバーとは、まだ認定を受けていない人〔=ダイビングライセンス資格無しの人〕
ネットで「ダイビング」とか「スクーバ・ダイビング」で検索すると、ダイビングライセンス、種類、資格、免許などの言葉がよく出てきます。
ダイバーになるにはダイビングライセンス(認定資格)が必要です。
「スクーバ・ダイバー」や「オープン・ウォーター・ダイバー」はダイバーになる為に必要な初めの認定レベルです。
ポイント 1: 「ダイビングライセンス」という言葉は、正式には「認定資格(Cカード)」を指します。
つまり、認定を受けたダイバーは 「ダイビングライセンスを持っている」=「認定ダイバー」 であり、どちらの表現も同じ意味です。
ポイント2: 「スクーバ・ダイバー」 という認定コースは、オープン・ウォーター・ダイバーよりも手軽に取得できる入門レベルです。オープン・ウォーター・ダイバーコースよりも学科や実技の範囲が少なく、最大水深などの制限もありますが、最低限のスキルを学んで認定を受けることができます。
初めてのダイビングライセンス(初めてダイビングを学ぶ方法)
PADIオープン・ウォーター・ダイバーは、世界で最も知名度の高いダイビングライセンスで、毎年90万人以上の人がこの資格を取得しています。
初めてダイビングライセンスを取得する方法として、PADIオープン・ウォーター・ダイバーが一般的ですが、実はPADIスクーバ・ダイバーという、より手軽に参加できるコースもあるんです。
バリ島などの南国リゾートで、初めてダイビングライセンスを取得を検討されている方には、このコースもおススメです。
PADIスクーバ・ダイバーとは?

PADIスクーバ・ダイバー・コースは、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースの約3分の2(6分の4)を学ぶ、 より手軽なライセンスコースです。
- 受講日数も1日短縮!
そのため、まとまった休みが取りにくい方や、限られた旅行期間中にダイビングライセンスコースを受けたい方へオススです! - じっくりステップアップしたい方にも最適!
「初級レベルから無理なく段階的にステップアップしたい」という方にもぴったりのコースです。
スクーバ・ダイバー・コースは新しい選択枠!
以前は、ダイビングライセンスと言えば「PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コース」しかありませんでした。
そのため、今でも「最初のライセンス=オープン・ウォーター」と考える人が多いです。
しかし、スクーバ・ダイバー・コースは、より気軽に始められる「 ザ・初級ライセンス」です!
「いきなりライセンス取得はハードルが高いかも…」という方は、まず体験ダイビングで水中世界をのぞいてみるのもおススメです。
スクーバ・ダイバー vs オープン・ウォーター・ダイバーの違い
スクーバ・ダイバー・コースを修了すると、インストラクターと一緒に最大12mまでのダイビングを楽しめるようになります!
スクーバ・ダイバーとオープン・ウォーター・ダイバーの違いは大きく2つ:
- インストラクターやガイドと潜るか? それともライセンスを持つバディだけで潜れるか?
- 最大深度の違い(スクーバ・ダイバーは12m、オープン・ウォーターは18m)
スクーバ・ダイバーは、ちょっと車の仮免許に似ていますね!

深く潜るメリットって何だろう?
偏見ではありません。
男性に多い気がするのですが、”深く潜る方がカッコ良い”とイメージされる場合があるようです。
ダイビングは深いほど良いとは限りません。
世界中には水深12メートル以下でダイビングが楽しめるスポットが沢山あります。
私の大好きなカクレクマノミなど水深3mから観る事が出来ますよ!


海外やリゾートエリアでは初心者がガイドなしで潜ることはほぼありません。
そのため、「いきなりオープン・ウォーターを取るのは不安…」という方には、スクーバ・ダイバーが最適です!
また、オープン・ウォーター・ダイバー・コースを受講予定だったけど、期間内に修了できなかった方 にも、途中まで学んだ内容を活かせる受け皿となります。
スクーバ・ダイバー取得後のアップグレードは簡単!
PADIスクーバ・ダイバー取得済みであれば、 後日 PADIオープン・ウォーター・ダイバーへのアップグレードはとても簡単です。
追加の講習を受けるだけで、すぐに次のステップに進めます。
まずはスクーバ・ダイバーとして水中世界を楽しみ、慣れたらオープン・ウォーターに挑戦するのも一つの方法ですね!
PADIオープン・ウォーター・ダイバーになるとできること


オープン・ウォーター・ダイバーになると以下の事ができるようになります。
〔オープン・ウォーター・ダイバー ダイビングライセンス保持者/認定済み〕
- 最大18mまで潜れる!
スクーバ・ダイバー(最大12m)と比べて、さらに深いポイントへ潜ることが可能になります。 - バディと一緒に自由にダイビング!
インストラクターやガイドの同行が必須だったスクーバ・ダイバーとは異なり、コースで受けたトレーニングと経験の範囲内で、水中へインストラクターの付き添いなしで、バディ(仲間)どうしで独立してダイビングをできるようになります。 - 次のステップ(アドバンス・スペシャルティ)に進める!
アドベンチャー・ダイバー、アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーや各種スペシャルティ・ダイバー・コースに参加できるようにあなります。
PADIスクーバ・ダイバー と オープン・ウォーター・ダイバー:受け入れ条件


PADIスクーバ・ダイバー・コース・PADIオープン・ウォーター・ダイバーコースに参加するには以下の条件があります。
1. 年齢10歳以上(*10〜14歳のダイバーはジュニア・ダイバー認定となります。)
2. 健康状態が普通であること
3. 足をつけずに水面に10分間は浮いていられる/立ち泳ぎでも可
4. 200mは連続で泳げる/ゆったりのんびりでOK です。泳ぐスピードは問いません
スクーバ・ダイバー vs オープン・ウォーター・ダイバーコース内容の違い
スクーバダイバーコースとオープンウォータ-ダイバーコースは、どちらも3つの部門で構成されています。
- ダイビング知識開発:ダイビングの理論や安全について学びます。
- プール実技練習:器材の使い方や基本的なスキルをプールで練習します。
- 海での海洋講習:実際の海で、学んだことを実践しながら体験します。
スキューバ・ダイバー(通常現地2日間)
1. 学科部分(知識開発):ダイバーマニュアル本からの事前自習(宿題)部分への補強・補習を含めクイズも通してダイビングに関する基本的な概念を学びます。
事前にeラーニングを使用される事で、訪バリ島前に学科部分が終了するかたちになり現地での時間繰りにとても余裕が生まれます。
2. プール: ダイビングを安全に楽しむのに必要な基本的テクニックを練習します。
3. オープンウォーター(海洋講習):プールで練習したテクニックを実際の海で講習します。
PADIスクーバ・ダイバー・コースは、(おおよそ)PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースの6分の4を練習します。「ダイビングの講習を受けてみたいけど時間がない」「もっと簡単にダイビングを始められる方法はないの?」って思う方に良いコースですよ。
スクーバ・ダイバー・コースでのクイズは1~3 各10問、オープン・ウォーター・ダイバー・コースでは1~4のクイズを実施します。
オープン・ウォーター・ダイバー(現地3日間、eラーニング使用時は現地2日間~)
1. 学科(知識開発):学科部分(知識開発):ダイバーマニュアル本からの事前自習(宿題)部分への補強・補習を含めクイズ、フィナルエグザムも通してダイビングに関する概念を学びます。
*最新のPADI eラーニング・システムには学科(知識開発)部分全て含まれています。 事前にeラーニング使用を始める事で、訪バリ島前に学科部分が終了するかたちになり現地での時間繰りにとても余裕が生まれます。
2. プール: ダイビングを安全に楽しむのに必要な基本的テクニックを練習します。
3. オープンウォーター(海洋講習):プールで練習したテクニックを実際の海で講習します。
ファイナル・エグザムは全50問中 75%の40問正解で合格です。
ダイバーになってファンダイビングを楽しもう!


新し事を学ぶってワクワクしますよね。
こと、ダイビングに関しては水中という非日常空間で行うのでワクワク度も倍増です。
まだダイビングを試したことがない人には想像できないかもしれませんが、初めて身に付けたダイビング器材の重さや、水中に入って行く時は胸が高鳴ります。
水中での最初の呼吸、聞こえてくる音、水中で感じる無重力感はとっても衝撃的です。
ダイバーになるとその先に待っているワクワクは無限大!
コースで取得したCカードは、有効期限はありません。
世界中のダイビングスポットでファンダイビングができます。
体験ダイビングでは見ることができない水中世界を、より安全に楽しんでいきましょう!