バリ島でナイトロックスSP
今、一番人気 『エンリッチド・エア/ナイトロックス』取得
今日はクラスルームでエンリッチド・エア・ナイトロックスコースの講習。
エンリッチド・エア(ナイトロックス)コースは、今一番人気のあるPADIスペシャリティーコースです。
なんで人気があるんですか?
一言で言うと、エンリッチド・エア(ナイトロックス)は、『減圧の許容範囲を広げる』ことのできる最新技術だからです!
『もっと安全に、もっと長く、ダイビングを楽しみたい』これはリクリエーショナルダイバーが思うことですよね。
コースでエンリッチド・エアの利点とリスクをしっかり理解
エンリッチド・エア/ナイトロックスコースはクラスルームのみ、若しくはオンラインでも受講できるコースです。
今回の生徒さん達は「オンラインコース」(eラーニング)を選択しているので、クラスムールではその補強をします。
エンリッチド・エア/ナイトロックスには沢山の利点がありますが、勿論、欠点(リスク)もあります。
今日は、これから先、安全にダイビングを楽しむ為に、エンリッチド・エア・ナイトロックスについてしっかり理解していきます!
エンリッチド・エア・ナイトロックスのビデオを見てディスカッション
ビデオを見た後、簡単なクイズをし、間違った部分の説明を聞き、みんなでディスカッション。
クラスルームでは沢山の質問が飛び交い、和気あいあいと楽しくディスカッションができました。
アナライザーを使ってシリンダー内の酸素分圧をチェック
こんな風に表示されます
自分でもトライしてみよう!
その後、ご自分のダイブコンピューターを使用して、ダイブコンピューターの設定を練習しました!
あっと言う間に終わってしまいましたが、とっても有意義で充実した時間でした。
コース中に印象的だった質問
- ファンダイブに参加し、他のダイバー達が通常のエアを使用している中、自分だけエンリッチド・エア・ナイトロックを使用しても良いのか?その場合の利点は何なのか?
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はい、大丈夫です。その場合の利点は、ルールを守ってダイビングをすれば、他のダイバーよりもっと控えめなダイビングが出来ることです。
- エンリッチド・エア-・ナイトロックスを使用することでエアの消費量をコントロールすることは出来るのか?
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エンリッチド・エア・ナイトロックスの方が通常のエアで呼吸をするより吸いやすいって言う人もいますが、エンリッチド・エア・ナイトロックスを使用することでエアの消費量を減らすことは出来ません。(残念)
- エンリッチド・エア・ナイトロックスを使用しない方が良い場合もあるのか?
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深く潜られる方、特にディープスペシャリティーを持っているダイバーで水深30mより深く潜る場合は使用できません。深く潜ることにより、エンリッチド・エア・ナイトロックス使用で一番のリスクであす「酸素中毒」を引き起こす場合があります。 酸素比率32%で最大許容限界深度30m。 酸素比率36%で最大許容限界深度28mですので、これより浅く潜ることを推奨してます。
- 毎ダイブ・エンリッチド・エア・ナイトロックスを使用した方が良いのか?
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毎日、数日間、連続してダイビングをする方や、フォト派ダイバーの方は毎ダイブ、エンリッチド・エア・ナイトロックスを使用する方は多いです。 ただ、ご自分のダイビングスタイルに合わせ、使用してかまいません。 毎ダイブ使用しなくても、ダイビングの最終日のみ使用したり、最後のダイビングだけ使用する事も可能です。
- 自分のアナライザーを持っていた方が良いのか?
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ご自分のアナライザーを持ち、毎ダイブ、ご自分でシリンダー内の酸素分圧を確認するする事は良いことですが、強制はしません。持ってない方の方が多いです。 一般的に、ファンダイビングに参加した場合、ナイトロックスのシリンダー(タンク)にはってある酸素分圧の表示を確認し、それに合わせてご自分のコンピューターを設定します。
- 年齢は関係あるのか?
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エンリッチド・エア・ナイトロックス使用に基本年齢制限はありません。PADIでは12歳(ジュニア・オープン・ウォーターダイバー)からコースに参加出来ます。ルールを守って使用すれば、高年齢ダイバーの方はより控えめなダイビングをすると言う点でおススメです。
などなど・・・
他にも、面白い質問や、あれ?って思う質問まであり、アットホームに講習は進みました。
エンリッチド・エア・ナイトロックスの講習に限らず、ダイビングの講習中はどんな質問であり、疑問があれば何でも質問することはとっても大切ですよ!どんどん質問してその場で解決していこう!
明日からはナイトロックスダイバーです!
ダイビングはルールを守り、安全にダイビングを楽しみましょう!