バリ島でこんなふうにPADIダイブマスターになった !
PADIダイブマスターになったMさんの「DMまでの道のり」と「コースのご紹介」!
自分は何のためにダイブマスターコースを受講するんだろう?
ダイブマスターコースに参加される方みんなが、将来ダイビング・インストラクターを目指すとは限りません。
今回参加されたMさんは、「ダイビングスキルの確認」と「自分への挑戦がしたい」という理由で受講されました。
Mさんがバリを選んだのは、滞在費が安いく、服装や化粧にとらわれない「スッピン」の自分でいられるかとの事。
バリでDMになるために知っておこう!
気になる、期間、内容、コース費用、滞在費と注意点
- どれぐらいの期間が必要なのか?
- PADIダイブマスターコースの内容
- コース費用
- バリでの滞在費と滞在場所
ダイブマスターになるまでの期間
- ベーシックコース(短期集中):約10日間
- インターンシップ:約1か月~(参加者ダイバーさんの希望に合わせ日程等をカスタマイズします)
Mさんの場合、レスキューコースとダイブマスターコースを合わせ、1か月バリに滞在。
EFR+レスキューコースで3日間。(Mさんのレスキューコースのブログはこちら)
残りの3週間をダイブマスターコースに当てました。
- ベーシック・コース:は短期集中型なので、体力はいります。時間に限りがある方向けです。
- インターンシップ:期間が長く、基本のベーシックコースに加え、現場でより実践的なトレーニンに参加す機会が増えます。また、スペシャリティー・コースの受講も可能になります。
ダイブマスターコースの内容
PADIダイブマスターコースは大きく3部門。(詳しくはこちら)
- 知識開発
- 水中スキル
- 応用実践
どの部分が簡単か?難しいか? スムーズにできる部分と苦戦する部分は個人差がありますね。
学科が苦手な人もいれば、ダイビング・スキルにサポートが必要な人もいます。
人前で話すのが得意な人や不得意な人。いろいろです。
「知識開発」部門はe-ラーニングがおススメ!
Mさんの場合、バリ島到着後に教材を開きスタートさせた為(事前学習が無し)、毎晩ホテルで学科の宿題をやるはめになってしまいました。かなり根気がいるので、たまに心が折れそうになったみたいです
「水中スキル」はスタミナが大切!
プールで15分間の立ち泳ぎ、水泳、24のダイビングスキル・チェックなど、時間やスキルを細かく図られ、合格ラインに達成するまで何度でもやり直し。
特に立ち泳ぎに苦戦する人が多い中、Mさんスムーズに合格。
体力勝負のレスキュースキルも最後にはクリアー!
「応用実践」より現実的なトレーニング
講習やファンダイブで実際のお客さんと触れ合って練習。
水中地図を作ったり、サーチ&リカバーのシナリオ・トレーニングもします。
ファンダイビングでお客さんに施設の説明やブリーフィングを行います。
簡単なようで難しい。
もちろん、ぶっつけ本番ではないです。
毎ダイブ、前日にクラスルームで何度も練習。
シャイなMさん、今回一番苦戦した内容
初めて会うお客さんを目の前に、ブリーフィングの声が小さい。歯切れは悪い。
緊張のあまり、自分でも何を言っているのか分からなくなる。
Mさん、水中でも苦戦。
ファンダイブを引率する側と、引率される側では全く違う。
ダイブマスターはダイビング・スキルはもちろん、
コミュニケーション能力やリーダーシップ能力が必要とされますね。
これも、繰り返し練習することで慣れます。
インストラクターの支持に従って講習のサポート。
インストラクターが支持した位地で生徒ダイバーをサポート。
水中でインストラクターから出された支持に従うのは、簡単そうで難しい。
実践で覚えることって山ほどありますね。
沢山数をこなすことで、できるようになります。
サーチ&リカバー:苦手な人が多いのに、Mさんの得意分野。
コース費用
- ベーシックコース(約10日間):950USドル
- インターンシップ:期間に個人差があるのでお問い合わせください
含まれているもの:
- 講習費
- レンタル機材
- コース中のランチ
- ベーシックコースの場合は送迎
- ショップでのフリー Wi-Fi
含まれていないもの:
- PADI申請料:222 AUドル
- 教材費:ダイブマスタークルーパック(431.69 AUドル)
- e-ラーニング:(オプション)254 USドル
- 渡航費と滞在費(ホテル代)
バリでの滞在先、移動手段、注意点
宿泊先選び:
宿泊先はショップがあるサヌールでお願いしてます。
サヌールは「ショップから近い」 という理由だけでなく、クタ地区やヌサドゥア地区と比べ、海へ行くにも便利なんです。また、クタ地区と比べ、安全。サヌール内なら移動も楽です。
Mさんが宿泊されたのは、KEKEホームステイ。(ご自分で予約してこられました)
Wi-Fi、エアコン完備。お部屋にお湯を沸かすポットもあり、快適だったそうです。
朝食抜きで一泊、約3000円弱。近くにレストラン、カフェ、ベーカリー、スーパーもなるので、食事には全く不自由しなかったようです。
サヌールには、一泊約3000円ぐらいのホテルが沢山あり、ダイバー(特にお一人様ダイバーには人気が高いですね)
まとまった期間宿泊される方は、アパート・タイプもおススメで、一か月約30,000円ぐらいからあります。
注:安全面や衛生面で、極端に安いホテルはお勧めしません。
コース中の移動手段:
ベーシック・コースの方は送迎も付きますが、まとまった期間滞在される方は(自己責任で)バイクや自転車をレンタルされる方が多いです。
Mさんは、一か月バイクをレンタル。約8000円だったそうです。
バリはバイク事故が多いので、こちらからは推奨しません。バイクをレンタルされる方は自己責任で気を付けてください。
ちょっとした移動でしたら、GrabやGoJekが便利で安いです。
通信環境:
フリーWifiを使用できる場所も多いですが、ご自分でルーターを用意してくる人は多いです。
シムフリーの携帯をお持ちの方は、こちらでシムを購入することもできます。
注意点
貴重品管理:基本中の基本
衛星面:食事でお腹を壊したりする人もいます。
たまに、屋台(ナイトマーケット等)で食事をされる方もいますが、気を付けて下さい。
翌日お腹を壊した方もいます。
ちなみに、私は未だ、屋台で食事をしたことがありません。
個人的に目安としているのが、「その場所に水道があるかないか」
水道がなく、食器類をきちんと洗えない場所では食事はしません。
ちなにみ、個人的に必ず持ち歩いているもは、
- ハンドサニタライザー
- ウエットティッシュ
- 虫よけスプレー
- 日焼け止め
DMコースは間違いなく楽しく、やりがいのある
レスキュー・コースを含め、約一か月間で大きく成長したMさん。
コースの途中で疲れがたまり、二日間スキップしてしまいましたが、
最後までやり遂げたことで、大きな自身がついたことでしょう。
一番苦戦した、現場でのトレーニング。
前日、何度もブリーフィングの練習、水中でのシミレーションを行っても、
緊張のあまり眠れなかった日もあったようです。
失敗しながらも、現場で様々なダイバーの方たちと触れ合い、笑いながら過ごした時間がとっても楽しく、一番の思い出となってくれました。
ベトナムでのお仕事、頑張ってください。