キンメモドキとスカシテンジクダイの見分け方って?|バリ島パダンバイ
久しぶりにダイビングするゲストの方と、バリ島東部のパダンバイへ行って来ました。
リフレッシュダイビングには最高のコンディション。
キラキラ光る、キンメモドキとスカシテンジクダイの群れ。
ウミガメ、クマノミ、ウミウシ、グロテスクな巨大ドクウツボにも遭遇。
ここでは、
今回見た生物の中から「ゲストさんからの質問」を受けた、
- キンメモドキとスカシテンジクダイの見分け方
- 巨大ドクウツボについて
その他、可愛い生物をご紹介します。
キンメモドキとスカシテンジクダイの見分け方を教えて!
パダンバイの水底にある大きなキンメモドキとスカシテンジクダイの根。
浅場なので、程よく太陽の光が差し込むと、キラキラとっても綺麗ですね~。
この辺りをのんびり探索。
(※↓の写真をクリックするとYoutubeショート動画が見られます!)
そこで、ゲストさんからの素朴な質問
どれがキンメモドキでどれがスカシテンジクダイなの?
どっちもスズキ目の魚で、半透明だから同じように見えるよね
簡単な見分け方は、
キンメモドキ(Golden sweeper) :①口の辺りが黄色っぽい ②尾の付け根辺りに黒い点がない
スカシテンジクダイ(Luminous Cardinalfish) :尾の付け根辺りに黒い点がある
ダイビング中に遭遇する魚について知ると、ダイビングがより一層楽しくなりますね。
巨大ドクウツボについて
巨大ドクウツボを発見しました。
ドクウツボはウツボの中でも最大級。
英語だと、ジャイアントモレ―(Giant Moray)と呼ばれてます。
こんな風に大きな岩と岩の間から頭をだし、周囲を見渡す姿は迫力ありますね。
岩の後ろ側に回ってみたら、岩の間から尾端部分が見えてました。
多分、全長2mぐらいはあったかと思います。
見るからに、恐ろしい顔つき。
ウツボにも種類があるよね?
ドクウツボは、鰓孔(えらあな)の周りが黒くなっていいるんだよ
噛まれると危険なの?
ウツボの歯は強力で、大きなドクウツボはかむ力も強いでしょう。
だから、噛まれると危険だよね。
ただ、
ドクウツボは毒の歯は持っていないんです。
ドクウツボの中には、筋肉中にシガトキシンという毒を持つものもがいるらしくいです。
もし、シガトキシンという毒を持つ「ドクウツボ」を人間が食べた場合、重度の食中毒をおこすようです。
(毒をもつ生物(5)食べるな危険?ドクウツボ)
水中でほっこり和ませてくれる魚達
水中でかわいい生物達を見ると、緊張感が和らぐよね。
ウミガメ。バリ島でよく見かけるタイマイです。
(※バリ島で会えるウミガメの種類と見分け方)
アンナウミウシ:学名Chromodoris annae
ミツボシスズメダイ:学名 Dascyllus trimaculatus:英名Threespot dascyllus
いつも群れてて、可愛いスズメダイです。
クマノミの幼魚:Amphiprion clarkii 英名 Clark’s anemonefish
他にも、ハナビラクマノミ、セジロクマノミなども見ました。
(※バリ島で会えるクマノミの仲間達)
セバエアネモネフィッシュ:学名 amphiprion sebae 英名 Sebae anemonefish
大きなイソギンチャクに家族でいました。
性格がアグレッシブで、近づこうとすると向かってきます。
バリ島ではよく見る種類ですが、日本には生息しないそうです。
ウミウシカクレエビ:学名Periclimenes imperator 英名 Emperor shrimp
大きなナマコに付いてました。
マクロ派・フォト派ダイバーに人気がある、とっても小さくて綺麗な色のエビです。
オラウータンクラブ/ミナミクモガニ:学名Achaeus japonicus 英名 Orang-utan crab
1本目に潜ったドロップオフというポイントに沢山いました。
久しぶりのダイビングでスキルは勿論、心身ともにリフレッシュ
ダイビング経験の長い方でも「久しぶりのダイビング」となると緊張するものです。
特に1本目はチョット不安。
なので、ブランクダイバーの方は海峡の良い、穏やかな海でリラックスモードでダイビングをする事をおススメします。
私達の体って凄いですよ。
潜る前は頭でいろいろ考え、不安が広がりますよね。でも、意外とダイビングの感覚って体が覚えているです。
(※ダイビング、体で覚えこもう!)
リラックスモード全開で楽しめた一日でした。