バリでダイビングがもっと楽しく、興味の幅も広がった!

3日間でいろいろ挑戦、もうダイビング下手くそなんて思わない
「僕、ダイビング下手くそなんです・・・」
こんなふう言って参加されたO氏、3日間でいろいろ挑戦しダイビングスキルをアップさせました!
- エンリッチド・エアで潜る
- 流れに乗ってのダイビング
- 中性浮力を意識しながらのダイビング
- ベテランダイバー達と合流してのマクロダイビング
O氏は経験本数27本のアドバンスダイバー。
いろいろ挑戦したいO氏。
「普通のエアで潜るのと、ナイトロックスで潜るのとの違いを体験してみたい」とのことで、
バリ島到着前に、エンリッチド・エア(ナイトロックス)コースをe-ラーニングで完結。
ダイビングを楽しむ鍵は中性浮力
初日はパダンバイでダイビング
1本目はビアス・トゥガル(Bias Tugel):水温29度、透明度10m弱、流れ少しあり
フィートファースト(足から先に潜行するやり方)で潜行してみた。
ウエイトが重すぎるのか、尻もちをついてしまいました。
一度、水中で体制が整えば、ほとんど問題はありません。
今回GoProを持参されたO氏、少しでも綺麗な写真をとりたい気持ちがあります。
砂地の上を低い姿勢で移動しようとすると、フィンで砂を巻き上げてしまう。
中性浮力をとりながら、上手く被写体に近づいていけない。
被写体に近づくとすると、体制を崩し、また砂を巻き上げてしまう。
砂地にいるハゼ類やハナヒゲウツボなど、被写体によっては勢いよく近づくと砂の中に引っ込んでしまい、その後なかなか出てきてくれません。
O氏も今回それを、体験しました。
中性浮力はコツを掴むまで練習あるのみです。
BCDに空気を出し入れするのと、呼吸のタイミング!
一度、感覚を体で覚えてしまえば、一生忘れることはありません。
自転車こぎの練習と同じです
2本目:ドロップオフ:水温29度、透明度15m弱、流れ無し
ウエイト量の調整(適正ウエイト)
フィートファーストで潜行した時、尻もちをつかないよう、中性浮力を意識しながらゆっくり潜行。
ちょっとしたアドバイスと練習で、O氏、1本目より上手く潜行できるようになりました。
2本目は流れも無かったので、なかなかの余裕でダイビングを楽しんで頂けました!
群れの写真を撮る時も、マクロ系の写真を撮る時も、あまり離れ過ぎていると写真がぼやけてしまいます。
その場の環境が許せば、もう少し近づいてみましょう!
この課題を残し、O氏2日目に突入します。
2日目はスラヤでダイビング
中性浮力の課題を残しながら、ベテランダイバー達と合流
ちなみに、トランベン周辺にあるスラヤはバリ島を代表するマクロポイントの1つ。
世界中からマクロ派/フォト派ダイバー達が大きなカメラを持って、水中マクロ写真を撮りに来るんです。
O氏はここで、ダイブサファリ中のベテラン・フォト派ダイバー組と合流。
O氏はエンリッチドエア(ナイトロックス)の説明を受け、ナイトロックスを初体験します。
上手く水中写真を撮るには、中性浮力のスキルが大切です


今日の課題は、
- 黒砂のスロープの上を砂を巻き上げないように泳ぐ。
- 砂を巻き上げずに被写体に近づく。
- 写真を撮った後も、砂を巻きあげずに移動する。
この3つのテクニックの説明を聞き、水中で練習。



頭で理解しても、どうしても体がついていかない



みんなそうです。私もそうでした・・・
これは、意識して、潜り、慣れるしかないんです。
潜り方のテクニックを知らず、意識せずに潜っていては、いつまでも初心者ダイバーのまま
ダイビングの経験本数30本のO氏にとって、少しハードルが高いかもしれませんが、大切なのは意識して潜ること。
よくフォト派ダイバーの間で耳にするが、「砂を巻き上げるダイバーと一緒にもぐりたくない」と言葉。
こんな風に言われない為にも、自分自身が楽しむ為にも、
中性浮力とダイビングのマナーを意識しながら潜りたいですね。
毎回意識して潜ることで、自然と体が覚えてくれます。
O氏、フリソデエビの写真、バッチリとれました!
ナイトロックスと通常のエアの違いは良く分からなかった様です。


トランベン方面からの帰り道に立ち寄る、絶景ポイント「バリ島のライス・テラス」




とっても綺麗です!
3日目は新メンバー二人も加わり、再びパダンバイへ
3日目も中性浮力を意識しながらのダイビング
1本目:ジュプン
流れあり。
O氏、課題だった潜行も上手くなってます。
「正面から被写体を撮る」この課題は、流れがあったので難しい。
1本目は流れに乗ってのダイビングとなりました。
水中写真が楽しくなってきた!
2本目:ブルーラグーン
流れ無し。気持ち良いダイビング!
クマノミ達が沢山います。
中性浮力をとりながら近づけました。
ウミウシなどは、出来るだけ触角にピンが合うよう、後ろからではなく、前から撮る。
3日間でダイビングのスキルアップ
3日間の経験したこと
- エンリッチド・エアで潜る
- 流れに乗ってのダイビング
- 中性浮力を意識しながらのダイビング
- ベテランダイバー達と合流してのマクロダイビング
O氏、水中写真の腕もあがりました。
これからも、いろいろな場所で、いろいろなタイプのダイビング楽しんで下さい。





