「また一緒に潜りたい」と思われるダイバーとは?良いダイブバディの3つの条件

あなたは、どんな人とバディを組みたいですか?
水中で感動を分かち合える。
何かあったときに助け合える。
お互いの気持ちを理解し、信頼できる。
ダイビングでは、近くにいるバディの存在が安全にも楽しさにも大きく関わります。
では、「また一緒に潜りたい」と思われるダイバーには、どのような共通点があるのでしょうか?
この記事では、ダイビングガイドとして多くのダイバーと潜ってきた経験をもとに、良いダイブバディになるための3つの条件をご紹介します。
少し意識を変えるだけで、バディから信頼され、より安全で楽しいダイビングにつながるはずです。
「また一緒に潜りたい」と思われるダイバーの3つの条件
ダイビングでは、ガイドがいてもバディの存在はとても大切です。
しかし実際には、
「私はガイドについて行くから大丈夫」
とバディを意識しないダイバーや、水中で自分だけガイドについて行ってしまうダイバーを見かけることがあります。
また、自分の器材だけ確認して、バディチェックをしない人もいます。
では、反対に「また一緒に潜りたい」と思われるダイバーには、どのような共通点があるのでしょうか?
① バディへの思いやりを忘れない
友達、カップル、ご夫婦、仲間とのダイビングなど、誰と潜る場合でも大切なのは、お互いを支え合いながら楽しむこと。
ダイビングは勝ち負けを競うものではなく、安全を第一に、バディと協力しながら楽しむアクティビティです。
もしバディが体調不良や不安を抱えていたら、無理にダイビングを勧めたり、プレッシャーをかけたりしてはいけません。
「せっかく来たんだから行こうよ」
そんな一言が、相手を無理な判断へ追い込んでしまうこともあります。
時には「今日は潜らない」という選択も大切です。
本当に良いダイブバディは、不安を感じている相手の気持ちに寄り添い、安全を最優先に考えます。
お互いを理解し、助け合える関係こそが、信頼されるダイブバディの条件なのです。
② プレダイブ・セーフティチェック(バディ・チェック)を忘れない
信頼されるダイバーはバディチェックを面倒がりません。
オープン・ウォーター・ダイバー・コースで学んだバディ・チェック(プレダイブ・セーフティ・チェック)
『BWRAF』の手順、覚えてますか? 自分だけでなくバディの安全を守るための大切な確認作業です。
実際におこるダイバーあるある
- 「うっかり、タンクバルブを開け忘れていた」
- 「うっかり、ウエイトベルトを付け忘れていた」
といったミスは、経験の有無に関係なく起こります。
昨日まで問題がなかったとしても、今日も大丈夫とは限りません。
もし、バディのオクトパスに不具合があったらどうでしょうか・・・?
本当に頼りになるダイバーは、自分の器材だけでなく、バディの安全にも目を向けています。 数分の確認が、大きなトラブルを防ぎ、お互いに安心してダイビングを楽しむことにつながるのです。
初対面のバディと潜る時は、器材チェックだけでなく、経験本数やエア消費の傾向、ハンドシグナルなども確認しておくと安心です。
③ 水中では決してバディと離れない(バディの近くでダイビング)
水中で自分だけの世界に入らない
良いダイブバディは、常に周囲を気にかけています。
ダイビング中は、バディ同士が常にコンタクトを取り合うい、
お互いの残圧を確認し合い、バディの位置や状況を把握しながら潜ることが大切です。
しかし実際には、魚を追いかけたり、水中写真に夢中になるあまり、気付いたらバディやグループから離れてしまうこともあります。
本当に信頼されるダイバーは、どんなに魅力的な被写体を見つけても、ときどき顔を上げて周囲を確認します。
珍しい生き物を見つけた時も、バディに教えて一緒に感動を共有できる人です。
安全面だけでなく、ダイビングの楽しさを分かち合えることも、良いダイブバディの大切な条件と言えるでしょう。
※水中写真に集中したい場合は、ガイドとワンツーマンで潜るのも選択肢のひとつです。
『バディ・システム』で安全にダイビングを楽しもう!
ダイビングガイドは参加者全員の安全を最優先しながら、水中で最大限楽しめるようにガイドします。
だからこそ、「ガイドについて行けば大丈夫」という考え方は卒業したいものです。
- 思いやりを持つこと。
- バディチェックを怠らないこと。
- 水中でお互いを気にかけること。
特別なことではありませんが、その積み重ねが「また一緒に潜りたい」と思われるダイバーにつながります。
さらに経験を重ね、スキルを磨いていけば、世界中どこでも安心して潜れるダイバーへ成長できるでしょう。
水中での感動を共有できる仲間が増えれば、ダイビングはもっと楽しくなります。




