インドネシアは世界屈指のダイバーズ天国。
世界中のダイバーを魅了するダイビングスポットがいくつもあります。
インドネシア赴任を機にダイビングを始められる方って多いですね。
- ダイビングライセンスを取りたいけど、始め方が分からない
- 日本人インストラクターと一緒にしっかり学びたい
- せっかくだから魚が沢山みれる場所で講習したい
- 時間があったらファンダイビングや観光もしたい
今回参加されたゲストさんも、こんな思いでバリ島に来てくれました!
ここでは、
- ダイビングの始め方から、先日行った「PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コース」3日間の流れ。
- 苦戦しがちなダイビングスキルを動画付きでご紹介します。

オープン・ウォーター・ダイバー・コースで苦手意識や不安に感じらえる方が多いスキルを動画で解説。イメージしやすいとかと思います。
ダイビングライセンスを取得すると、その先の楽しみが無限大に広がります!
将来、ダイビングライセンス取得を検討している方のお役になったら嬉しいです!
ダイビングの始め方|ダイビングライセンスの種類
ダイビングを始めるには、ダイビングライセンス(C-カード)の取得が必要となります。
(Cーカードとは、Certification Cardの略称で、「認定証」という意味です)
ダイビングライセンスにはさまざまなレベルがあり、レベルによってC-カードが発行されます。
初めてダイビングライセンスを取得する方は、以下2つのどちらかのコースに参加することで、
認定ダイバーになります。
世界で一番人気があるのがPADIオープン・ウォーター・ダイバー・コース。
時間がない方におススメなのが、PADIスクーバ・ダイバー・コースです。



2つのコースの違いはブログで詳しく説明してます!
初めてのダイビングライセンス|スクーバ・ダイバーってご存じですか?
オープン・ウォーターダイバーコースって何するの?
オープン・ウォーター・ダイバーコースは3つの部門に分かれてます。
- 学科(知識開発)
- プール(限定水域)講習
- 海での講習
学科(知識開発)では、ダイビングを安全に楽しむ為の知識を習得します。
eラーニングでバリ島到着前に知識開発部分を終了させる事もでき、おススメです。
もちろん、パソコンを使用して勉強するのが苦手な方は、本で勉強してもOKです。
オープン・ウォーター・ダイバー取得までに何日必要?
学科(知識開発)部分はeラーニングで終了した場合、バリ島では最短3日。
全部バリ島で行う場合は最短4日必要です。
3日間コースの流れ
ジャカルタ在住のMさん、3日間のオープン・ウォーター・ダイバーコースに参加されました。
学科(知識開発)部門は、バリ島到着前にeラーニングで完結。
- 初日:午前中クラスルーム、午後プールで練習
- 2日目、3日目:海峡の良いパダンバイで海洋実習
※オープン・ウォーター・ダイバーコースの海洋実習は、基本パダンバイ、トランベン、アメッド、サヌールの中で海峡の良いポイントを選びます。
初日:午前中はクラスルームで学科部分の確認


午前中はクラスルームでビデオを見ながら、学科部分の再確認。
分からなかった事や、疑問に思った事などを解決していきます。
初日:午後はプール講習
午後はプールで基本スキルの練習!
はじめて触れるダイビング器材、こんなに重いの!って思われる方が多いです。
レギュレーターを使っての呼吸もワクワク・ドキドキしますね。
泳ぎの確認をしたら、ダイビング器材のセッティング練習。
続いて、ダイビングを安全に楽しむ為に必要な基本スキルの練習をします。
個人差はありますが、しっかりスキルを習得するには最低5時間はかかります。
Mさんがコース全行程で一番ドキドキしたのが、プールでの講習だったようです。



マスクの中に入った水を抜く練習やマスク脱着の練習が一番緊張した~。



緊張するのは普通だよ。誰でも初めはドキドキするよね。
2日目と3日目:パダンバイで海洋実習
ここから2日間は、実際の海でプールで練習したスキルを練習します。
プールとは違い、海は流れがあったり、周りにお魚が泳いでいたり、コース中で一番ワクワクするパートです!
パダンバイ到着後の大まかな流れは?
パダンバイに到着したら、一旦レストランでリラックス。
講習の説明を受けたら、ボートに乗ってダイビングポイントに向かいます。
ボートの上での休憩をはさみ、2回の講習ダイビングを行います。



休憩中、シュノーケルを楽しむこともできますよ!
ランチはダイビング終了後、着替えをしてからレストランで食べます。
コースで苦戦しがちなダイビングスキルを動画付きでご紹介
オープン・ウォーター・ダイバー・コースで特に不安に感じる方が多いのがマスクに関係するスキル
- マスククリアー
- マスク脱着
一番不安だった「マスククリアーとマスク脱着」
【マスククリアーの練習】
ダイビング中、マスクの中に海水が入っても落ち着いてマスクから海水を抜き、快適にダイビングを続ける練習です。
マスクの上部から水を入れ、上を向きながら鼻から息を出し、海水を抜きます。
【マスク脱着の練習】
一度マスクを外し、付けなおす練習です。
ダイビング中にダイバーのフィンがあたりマスクがはずれてしまっても、落ち着いてレギュレーターから呼吸を続け、マスクを付けなおすことが出来るようになります。



コンタクトレンズ使用の方は目をつぶって練習してもOKです!
はじめはマスクを外すのに抵抗を感じる方が多いですが、落ち着いて行う事で誰でも出来るようになるスキルです。
バックアップ空気源の使い方の練習
【バックアップ空気源の使い方】
バックアップ空気源は、万が一バディのエア(空気)が少なくなったり、エア切れになってしまった時、
自分のオクトパスをバディに使用させて、エア(空気)をシェアする方法です。
ダイビングで最も重要な中性浮力の練習
【中性浮力の練習】
中性浮力はダイビングで最も大切なスキルの1つ。
BCDと呼吸を使って浮力調整を練習します。
上手に浮力調整するポイントは、息を吸った時に体が浮くタイミングと、吐いた時に体が沈むタイミングの感覚を掴むことです!



一度で出来る方は少ないです。
何度でも練習して、呼吸による浮き沈みの感覚を体で覚えこんでしまいましょう!※ダイビング,体で覚えこもう!
コンパスナビゲーションの仕方
【コンパスの使い方】
水中で正しいコンパスの使い方と、コンパスを使って直線を往復する練習をします。
コンパスナビゲーションは単独のスペシャルティコースがあるほど、大切なスキルです。
オープン・ウォーター・ダイバー・コースのまとめ


オープン・ウォーター・ダイバー・コースは認定ダイバーへの入り口。
学ぶことが盛沢山です。
安全ダイビングに必要な「水中ハンドシグナルの使い方」、ダイビングの基本「バディチェックの重要性」、「正しい潜降や浮上方法」、「耳抜きのコツ」など、まだまだ伝えたいことは山ほどあります。



ダイビング上達の近道は、水中での感覚を体で覚えこむこと!
オープン・ウォーター・ダイバー認定後、できる限り間を開けずにダイビングをすることをおススメします。
一度体で覚えこんだ感覚は、一生忘れることはありません。
インドネシアは広い!
こらから沢山の場所でダイビングを楽しめますね。