ダイビング、水中での不安の対処法

ダイビング、水中で不安を感じた事ありますか?

もうすぐゴールデンウィーク、沢山のダイバーの方がいろいろな場所でダイビングの計画をしていると思います。

バリ島の海もゴールデンウィークを待ち構えているかのように、コンディションは良好です!ゴールデンウィーク、バリで(バリでなくとも)、思いっきりダイビングを楽しむ為に「ダイビング、水中の不安対処法」についてまとめてみました。

スキューバダイビング、水中で不安を感じる前に出来ること

スキューバダイビングの不安

ダイビング 水中での不安解消

人間は大なり小なり誰でも不安を抱えていると思います。

最近のデータによると一般的に日常生活において高いレベルの不安を抱えている人は、水中で不安やパニックを経験するリスクが高まるそうです。 

では実際、水中で効果的に不安を対処するにはどうした良いのでしょうか?

 

 ① 自分のダイビングスキル範囲内で、ダイビングを行う!

「ダイビングスキルの範囲内でダイビングを行う」のは当然の事です。 オープン・ウォーター・ダイバーの方は最大深度18mまで、ダイビング本数が多くても少なくても変わりありません。PADIコースにはそれぞれの基準が設けられ、その範囲内でダイビングを楽しむことが大前提です。

だた、同じオープン・ウォーター・ダイバーの方でもダイビングの経験本数や経験した場所によってダイビングスキルに違いがでます。また、どんなに経験本数があっても苦手な事や、不安に思う事には個人差があります。

そこで不安を取り取り除き安全にダイビングを楽しむのに大切なのがダイビング前のコミュニケーションです。

 

バディー、ダイビングガイド、引率するショップの人とコミュニケーションをとる。

ファンダイビングに参加前にダイビングショップにログブックとライセンスカードを見せますよね。ショップ側はこれらを一つの判断材料としてファンダイビングのグループ分けをします。

その時、少しでも不安がある方は必ずショップ側に伝えて下さい。スキルの事や、体調の事、なんでもかまいません。

スキルの例でいえば、アドバンスド・オープン・ウォーターのライセンスは持っていて、100本以上の経験はあるが、流れのあるポイントで潜った経験が無いとか、流れが苦手。水中で透明度が悪いと不安になる。耳抜きが出来なく潜行に時間がかかる。ケーブ(洞窟)や閉鎖的な空間が苦手。空気の消費が速い。などなど・・・

弊社の場合、初めてのお客様をいきなり難しいポイントへお連れする事はありません。数日間続くダイブサファリやリバーボートダイビングの場合は初日にチェックダイブを行い個々のスキルのチェックをさせて頂きますが、スキルや体調に関するコミュニケーションをとる事をとても重要視しております。

PADIの講習を受ける場合、インストラクター1人に対して参加者(生徒ダイバー)の人数比の基準が設けられております。例えばオープン・ウォーターダイバーコースの場合、限定水域講習(プール講習)1:10、オープンウォーター(海洋実習)1:8です。ただこれは、最大人数であり、その場状況や参加者のレベルに応じ、人数比を減らしたり、アシスタントを付けたりします。

ただ、ファンダイビングの場合、PADI基準はなく、それぞれのショップが個々の判断で人数比を決めます。我々の場合は、少人数制をモットーにしており、最大でも1ガイド:お客様4名までです。この中で少しでも不安を抱えている方がいる場合はアシスタントを付けたり、人数比を変更してサポートします。そして必ずバディーを決めて潜ります。

ただショップによってはガイド1名に対しバディーも決めず、沢山のお客様を連れていく場合もあります。もし、あなたが、お客様6名、若しくは8名のうちの1人で、不安を抱えながら潜ってしまったらどうでしょう? 誰があなたのバディーなのも分からず、あなたは水中で不安を抱えたまま必死にガイドや他のダイバーについて行こうとするでしょう。これでは、ダイビングの楽しさも半減してしまいます。

もし、ダイビング前にご自分の抱えている不安材料をダイビングガイドやバディーに伝えていれば、ガイドやバディーは必ず水中であなたをケア―するはずです。また、水中で自分の不安や苦手な事を理解してくれている人がいるということはかなり心強く、それだけでも不安材料が半減します。 

 

毎ダイブ、ブリーフィングはしっかり理解しよう!

ファンダイブでは毎ダイブ必ずブリーフィングを行います。バディーダイブの場合でもバディー同士で潜水計画を立て、それに従ってダイビングを行います。

ブリーフィングではポイント名、最大深度、ダイビング時間、ダイビングポイントの特徴、コンディション(流れなど・・)、見られる魚、緊急時のサインや対処方等を説明します。この時、分からない事や、不安がある場合は必ずダイビング前にダイブガイドとバディーに伝えましょう。

海外でダイビングを行う場合、日本人スタッフや日本語が分かるスタッフがいない場合は英語でのブリーフィングになります。 英語が苦手な方はブリーフィングを理解しないままダイビングに行ってしまう場合もあるのではないでしょうか?

もし、ダイビングガイドが「このポイントは流れがあるので、水面でもたもたせずに直ぐに潜行します」と説明していた事が分からず、通常通り水面で呼吸を整えていたらドンドン流されてしまいます。

ブリーフィングを理解する事は安全ダイビングを楽しむ為にもとても重要な事です。

ホワイトボード等を使用してブリーフィングを行う場合は、ダイビングガイドは全ての内容をボードに書き込みながら説明をするので分かりやすいと思います。もし、ホワイトボードを使用しない場合は紙に書いて説明をしてもらうのも良いことだと思います。

重要なのはダイビング前にブリーフィングの内容を理解し、不安材料がある場合はガイドとバディーに伝える事です。引率側もお客様の不安材料や苦手とする事を理解した方が安心です。

ブリーフィング時に「このポイントは自分のスキルの範囲を超えている」とか、「今回は体調がすぐれない」と思った場合は直ぐにガイドに伝えましょう。ガイドは別のオプションや対処方を検討してくれます。また、不安がある場合はそのダイビングをパスする勇気も必要です。

 

ダイビングを楽しむ為にはある手度のスキルが必要。

DANによると、水中でストレスが増すにつれて緊急時の判断能力が鈍るとの事です。ダイバーにとって大切なのはストレスを感じ始めたサインをいち早く察知し、パニックに陥る前に対処する事です

ダイビングを安全に楽しむ為に適切なダイビングスキルを身につけましょう。もし、自身のないスキルがある人は浅瀬で何度でも練習して一つ一つのスキルを「大丈夫」と思えるまで練習しましょう。

例えば、『浮力コントロール』、マスターしてますか?

上手に浮力をコントロールするテクニックはダイビングでとても大切です。

浮力コントロールが出来ると自由に効率良く水中を楽しむ事が出来るようになります。水中写真を撮ったり、じっくりと魚の観察をする事も出来るようになります。フィンでサンゴ等を傷つける事もなくなり環境に優しいダイバーにもなれます。

ダイビング、それでもまだ不安!?

『ブリーフィングも理解した。潜るポイントも自分のスキルの範囲内である。 ダイビング器材の問題もない。ダイビングガイドとバディーとのコミュニケーションも出来ている。それでもまだ不安・・心配・・』と言う方は以下を試してみて下さい。

せっかく綺麗な海で素晴らしい体験をしているのだから、思いっきり楽しみましょう!

ダイビング 水中での不安解消

① ポジティブ・トーク

水中では常にバディーの近くで潜り、不安を感じ始めたら「自分は大丈夫」と自分自身に前向きな事を話しかけてみる。楽しい事を思い考えたり、好きな歌を歌うと言う人もいます。そうしながら不安をコントロールしてみて下さい。

②ポジティブ・トークに加え「何が不安を引き起こしているのか?」その原因を考えてみる。

マスクの中に水が入っている。マスクがくもって良く見えない。寒い。バディーやガイドと少し離れてしまっている。

③ 呼吸に集中してみる。

呼吸のコントロールはダイビングで最も大切な事の一つです。

オープン・ウォーターダイバーコースでも「口から吸って、口から吐く。 ゆったりした気持ちでゆっくりと深い呼吸を続ける」と習います。

正しい呼吸法は浮力のコントロールのみならず、落ち着いてダイビングをするのにとても重要な事です。

ヨガを経験した事のある方は、ヨガの時のように、ご自分の呼吸を意識しゆったりとした気持ちでダイビングを楽しんで下さい。ダイビング中は焦って浅く早い呼吸になってしまう事は良くありません。

もし水中で疲れてしまったり、呼吸に乱れを感じたら「チョット待って」のサインをバディーやダイビングガイドにだし、安全な場所で呼吸を落ち着かせましょう。

④ ある程度スキルがあり、浮力コントロールに問題が無い方はカメラを持ち、水中写真を撮るのもリラックスでき良いかと思います。

ダイビング、もう大丈夫!

せっかくの休暇。時間とお金をかけてきたバリ島。 楽しむしかない!

ダイビング 水中での不安解消

ダイビング前に自分の思っている事、心配や不安に思う事など、なんでも伝えて下さい。そして、自分にとって最も有意義な時間を過ごし、楽しいと思えるダイビングをしましょう!

このゴールデンウィークに体験ダイビングにチャレンジする方も、ファンダイビングを計画している方も、ダイビングの講習を受けダイバーデビューする方、スキルアップ為の講習を計画している方・・・・みんな 「思う存分、ダイビングを楽しみましょう!」。我々がそれをサポートさせて頂きます!