ダイビングで苦手な「耳抜き」リバースブロック編

ダイビングの悩みで多いのが「耳抜き」


前回のブログでは「潜降中の耳抜き」について深堀しました。
ダイビングで苦手な「耳抜き」克服方法!5mまでが勝負


ここでは、浮上中に起こる耳の障害と、実際に起きた私の苦い経験をまとめます。

ダイビング,耳抜き、リバースブロック

リバースロックってなに?

耳抜きをしないで潜降すると、鼓膜の内側と外側で圧力の差が生じて耳が痛くなります。

経験したことがる方も多いのでは?

浮上中は何もしなくても、膨張した空気は自然と耳管を通し、中耳腔から抜けて圧平衡してくれます。

もし、自然に圧平衡できないとと「リバース・ブロック」になり、耳が痛くて浮上できなくなるんです。

潜降の時と逆

リバースブロックは、浮上中、耳管が開放せず、中耳腔で膨張した空気を外に逃がすことができない時におこります。鼓膜の内側と外側で圧力の差が生じて耳が痛くなることがあります

少しでも浮上しようとすると、耳が痛くて浮上ができない状態になります。

ダイビング、耳の構造
バリ島ダイビング、耳抜き

どういう状況でリバースロックになるの?

問題なくダイビングをしてたダイバーでも①風邪気味だったり、②寝不足 ③体調が不良 ④無理やり耳抜きをして潜降 ⑤鼻ずまりを改善する充血除去薬を飲み、水中で薬の効果が薄れた場合、水深約5mぐらいからリバースロックが発生します。

リバースロックになったらどうしたらいいの?

気圧の変化率は深度が浅ければ浅いほど大きくなるので、水深約5mぐらいでリバースブロックが発生するケースが多い。

リバース・ブロックになると、潜降の時とは逆に、少し深度を下げます

1メートルぐらい潜降し、閉じ込められた空気が外へ出るのを待ちます。

それでダメなら、

さらに潜降、圧平衡できる深度まで潜降します

 

そしてゆっくり、ゆっくり浮上します。

(気圧の耳の関係:ダイビングで苦手な「耳抜き」克服方法!5mまでが勝負 で詳しく説明してます)

ダイビング,耳抜き、バディ

浮上中、リバースブロックになって水中で泣いた

リバースブロックは忘れられない苦い経験

20年以上前ですが、一度だけリバースブロックを経験しました。

経験本数100本ぐらい、アドバンスダイバーになりたての時です。

友人と一緒にインドネシア・マナドにあるブナケン島へ1週間ダイビングに行きました。

 

毎日3本+時々ナイトダイブ。毎ダイブ深い。夜は宴会。

 

ダイビングツアーも後半に入り、疲れも溜まってたんでしょう。

最終日の前日の3本目。悲劇が起こった。

 

潜降中、少しだけ耳に違和感を感じたものの、あまり気にせずするー。

今まで、一度も耳抜きに問題がなかったので、過信してしまいました。

普通にダイビングを楽しみ、いざ浮上。

水深5mぐらいで耳が激痛がはしる

初めての経験でビックリ

 

少しでも浮上するさらなる激痛。

その場から動けない。

頭によぎったのは、「まさかのリバースブロック」発症。

 

ラッキーだったのは、私の直ぐ近くにガイドとバディがいたこと

 

直ぐさまガイドに「耳がおかしい」と伝え。

少し潜降して様子をみました。

 

1メールと下がっても圧平衡できない。

さらに潜降

 

残圧60

 

ガイドも一緒に潜降。

 

どこまで深度を下げればいいのか?

どれだけ長く水中にいなければいけないのか?

このまま浮上できなかったらどうしよう?

 

いろいろなことが頭をよぎる。

私はガイドしっかり捕まり、マスク越しにこぼれる涙をこらえました。

ガイドは別のダイブマスターに予備のタンクを水中に持ってくるように支持をだしました。

 

やっと耳が落ち着きだし、ものすごくゆ~っくり浮上開始。

本当にゆっくり、ゆっくり様子をみながら浮上

たまに耳が痛くなると、「涙がでる」

深度が浅いので減圧症のリスクが少ないことだけが救い

予備のタンクは使用せず、

やっとの思い出水面にで瞬間に嬉しくて「大泣き」

 

私のダイビング人生の中で(今のところ)一番苦い思い出です。

しばらく地上で休むと、耳は普通に戻りましたが、

最終日のダイビングは全てキャンセルしました。

 

後から思えば、これでも私の場合は軽傷です。

浮上中にリバースブロックになると、耳の痛みだけでなく、吐き気めまいが生じる場合もあります

普通リバースロックは圧平衡ができた段階で治ると言われてますが、もう二度と経験したくないですね。

 

この日いらい、ダイビングツアーに参加中は絶対に①無理しない ②十分な睡眠の確保する ③お酒は飲まないと
決めたり誓ったりしたわけではないですが、自然とそうなりました。

体調管理を怠らず、正しく潜降しすれば、ほとんどの方がリバースブロックを経験することはないと思います。

ダイビングは過信せず、無理せず、バディの近くで、安全に楽しみましょう!

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