インストラクターコース|海
パダンバイでさらに特訓!
バリ島でダイビング・インストラクターを目指しているお二人。
IDC(ダイビングインストラクターコース)の前半部分、AI(アシスタント・インストラクター)コースの最終日は、パダンバイの海で特訓!
昨日はプールだったけど、今日は海!
コンディションも全く違う中、適切な判断をし、きちんと生徒ダイバーさんにスキルを教えられるか?!
ちなみに、ダイビングインストラクターになるには、IDCというインストラクター開発コースに参加しなければなりません。
IDCは①AIアシスタント・インストラクターコースと、②OWSIプログラムの2部構成になってます。
IDCを終了後に、IE(インストラクター試験)を受けます。
IDC中はコースダイレクター(インストラクターのインストラクター)から指導を受けるんです。
今、進行中なのは、IDCコースの全般部分であるAI(アシスタント・インストラクターコース)です。 やることが沢山、内容ビッチリだから、早朝パダンバイに到着!
まずは、今日、海でやることを確認。
- 海では生徒ダイバーさんにスキルのデモンストレーションをしないので、しっかりスレートを見ながら生徒役ダイバーとコースダイレクターの前でブリーフィングの練習をします!
ダイビングにあたって、ブリーフィングはとっても大切。
棒読みじゃ~、聞いている方もつまらない。かといって、面白くすれば良いのか?という問題でもない。
生徒ダイバー達の注目をちゃんと向けて、的確にわかりやすく、海で行うスキルの説明をします。
簡単そうだけど、難しいんですよ。
- 海では、生徒ダイバーが間違えた部分をちゃんと見極め、正し、デブリーフィングの時にちゃんと説明できるように覚えていなければなりません。
今日のパダンバイ、水温も高めで最高のコンディション!
透明度ばすっごく良いよ~。でも、今日はファンダイブではないので、気持ちを引き締めて特訓です!
お二人、コースダイレクターと満弁の笑顔。
でも、この裏では水中&水面でハードなトレーニングを何度も何度も繰り返ししているんです。
水中で、マスク脱着、フィンピポット、コントロールされた潜行とホバリング、水面ウエイト脱着、シグナルフロート使用方法、フリー潜行方法、いろいろな体制でのPPB,シーサー、などなど・・・レスキュースキルも特訓。
インストラクターコースは本当にトレーニングすることが沢山あります。
- 二人ともダイビングはバッチリなのに、なんで「シュノーケルのまま潜行しているダイバーに気付かないの?」
- ロープを使って潜行する時、一人の生徒ダイバーさんがロープを離しちゃったり、別の生徒ダイバーさんは耳抜きに問題があったり、また、別の生徒ダイバーさんはエア-を抜きすぎて一気に潜行しちゃったり・・・・こんなシチュエーションを作り出し、それをハンドルしていく・・・
- きちんとブリーフィングをし、生徒ダイバーさんは分かったつもりでも、いざ水中で「やって下さい」と言っても、すんなり出来ないですよね。
当たり前だけど、みんないろいろな間違いをしたり、戸惑ったりします。
その時、きちんと生徒ダイバーさんの間違えを見抜き、安全に、出来るまで、粘り強く、スキルを教えてあげるがインストラクターの役割。
うん、ダイブマスターの時とは全く違った世界。
ダイビングのスキルだけでなく、いろいろなスキルが求められるのがインストラクターですね。
この二人、ダイビングに対するパッションと、頑張ろうって思う気持ちで、この密度の高いコースを乗り切ってくれました!
そして、一気に自信もついた二人。
素晴らしいインストラクターになること間違いなし。
将来が楽しみです!
OWSIコースも引き続き行っていきますよ!