エンリッチド・エア講習!トランベンでマクロダイビング
やっぱり、マクロはエンリッチド・エア(ナイトロックス)使用が良いね
マクロもワイドも大好き、フォト派ダイバーの方とトランベンへマクロダイビングへ行ってきました!
マクロ派・フォト派ダイバーに共通してるのは「じっくり粘って良い写真を撮りたい!」
そんなマクロ派・フォト派ダイバーの強い味方が「エンリッチド・エア(ナイトロックス)です。
エンリッチド・エア(ナイトロックス)を使用することで、減圧不良限界が延長できます。
通常の空気より、より長く潜ることができるメリットがあるんです。
エンリッチド・エアの講習も兼ねトランベンでマクロダイビング
今回参加されたHさんは、バリ島到着前に、eラーニングでエンリッチド・エア(ナイトロックス)コースを完結されていたので、今日はトランベンのマクロポイントで実践です!
アナライザーを使ってタンク内の酸素分圧をチェックします。
確認したら、コンピューターをエンリッチド・エア32%にセットし、ダイビング開始でです。
1本目はマクロで人気ムラスティ
ウサギモウミウシ( Costasiella Usagi )
全体でみると、こんな葉っぱの上にチョコッと乗ってます。
メチャメチャ小さく3ミリぐらい?!アップで見ると、とっても可愛い顔をしているんです。
似たよなウミウシで、クサイロモウミウシ(Costasiella Paweli )
オダカホシゾラウミウシ(Hypselodoris roo )
先週に続き、ソヨカゼイロウミウシは驚くほど沢山いました。
その他、ホリミノウミウシ属の一種。良い写真が撮れたかと思います
ワレカラ(Skelton Shrimp)、綺麗なシチュエーションにいました
2本目からスラヤへ移動
朝からサヌールは雨でしたが、トランベンも雲行きが悪くなってきました。
二本目が終わったころには、雨がチラホラ降ってきました。
バリ島は雨季ですね。水中もウミウシ類や幼魚達が増えてきました!
浅場にツユベラの幼魚達を頻繁に見かけました。
ウミシダの色に合わせて生息する擬態の天才!バサラカクレエビ(Ambon Crinoid Shrimp)
コマチコシオリエビ(Elegant squat lobster)こちらも擬態の天才です!
ウミシダの中にはハクセンコマチテッポウエビ(Snapping shrimp)もいました
こちらもまた宿主の色に合わせて体色を変化させるスゴイエビです。
ハタゴイイソギンチャクを住処とするセバエアネモネフィッシュ(Sebae Clownfish)
アラビアハタゴイイソギンチャクに住むクマノミは体のオレンジ色の部分が黒くなる現象があると聞きます。
このイソギンチャクはアラビアハタゴイイソギンチャクで、セバエアネモネフィッシュは宿主の影響で体の色が黒いのでしょうか?全くの想像ですが・・・※魚の共生
同じイソギンチャクの中に赤ちゃんのセバエアネモネフィッシュもいました!↓の画像をクリックして動画を見てね!
バイオレットボクサーシュリンプ(Violet Boxer Shrimp)もいましたよ!
ホシテンスの幼魚は砂地を飛びヒラヒラ跳ねるように泳いでました
その他、砂地にカンナツノザヤウミウシ。サンゴ岩の奥に隠れて写真が撮りずらいイレズミハゼ。メタリックシュリンプゴビ―。大きなブッシュドノエルウミウシ。などなど。。
これから11月に入り、ウミウシや幼魚の数はもっと増えていきますよ!
エンリッチド・エア(ナイトロックス)で潜ったお客様の感想
今回、エンリッチド・エア(ナイトロックス)でダイビングした結果、「何時もより体が楽な気がした」とおっしゃってました。三本潜った後、これなら四本目も行けそう!とのコメント。
- エンリッチド・エア(ナイトロックス)は数日間連続してダイビングをする方や、フォト派ダイバーにお勧めです。
- 全てのダイビングをエンリッチド・エアで潜らなくても、1本目、2本目は普通のエアーで3本目だけエンリッチド・エア(ナイトロックス)を使用するのも良いですね。
- エンリッチド・エア(ナイトロックス)は利点ばかりでなく、欠点もあります。
安全第一!控えめなダイビングを心がけましょう!