バリ島でEFRインストラクターになった。活躍の場がさらに広がる!
皆さん、日本における「心臓突然死」の数について考えたことがありますか?
日本救急医学会によると、心臓病による死亡は病院外で突然起こる「心臓突然死」が多く、
日本では一日に約5万人以上が心臓突然死により死亡しています。
もし、目の前で倒れている人を発見し、呼吸をしていない若しくは通常の呼吸をしていない場合は、あたなは正しい手順に従って心肺蘇生法やAEDを行えますか?
心停止から1分ごとに、救命率は心停止から1分ごとに7~10%下ると言われており、何もしなかったら助かる命も助からないかも知れません。(参考資料)
我々の日常生活で、EFR(エマージェンシー・ファスト・レスポンス)緊急時における救急法の知識とスキルを必要とする場面があるかもしれません。①職場やサークルで仲間が気分が悪くなった ②公園、海、山、プール等でお子さんがケガをした。血が流れでた時の正しい止血法をご存じですか? ③喉に食べ物を詰まらせてしまった時の対処法は国によってルールが違います。 また、1歳以下の乳児や子供の為のケアは大人とは違った点が多々あります。
PADI EFRインストラクターになることで、身近にいる多くの人に心肺蘇生法(CPR)やケガなどの応急手当の方法を教える資格を得ることができます。これは社会的にとても意義ありますね。
EFR(エマージェンシー・ファーストレレスポンス) & EFRインストラクターとは
EFR(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)とは、Emergency First Response Corpが開発したCPR(心肺蘇生法)とファーストエイド、AED(自動対外式除細動器)などを総合的に学ぶプログラムです。最新の医学的基盤に基づいた信頼性の高いプログラムで、世界中のさまざまな機関から承認されています。
心拍蘇生法は、国際的に認識されている「AHA心肺蘇生と救急心血管治療の為の国際ガイドライン」に基づいて行います。
(AHA:American Heart Association)
PADI EFR講習 では日常での緊急時における救急法を身に付けます。いざという時に慌てずに現場の状況を判断し、CRP(心肺蘇生法)やAEDの活用が出来る人を育てます。また、ケガや病気にの応急手当の仕方もシミュレーションしながら学びます。
PADI EFRインストラクターになると、PADI EFR(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)プログラムの一次ケア二次ケア、子供のためのケア、CPR & AEDコースを開催できる資格を得ることができます。
祝・PADI EFRインストラクター
EFRインストラクターコースに参加されたインドネシア在住のHさん。
会社ではかなり責任ある立場の方。また、ダイブマスターとして地元のダイビングサークルではリーダー的存在の方です。
トップに立つ立場の者として救急法を身に付けることは大切だと思い、バリ島でEFRインストラクター・コースに参加されました。Hさんの意識の高さには頭が下がります。
日本やインドネシアは米国と比べ、まだ一般の方で「EFR:エマージェンシー・ファースト・レスポンス」プログラムに参加される人数が少ないと聞いてます。
AED(自動体外式除細動器)は知っていても、その使い方を知っている人はどれだけいるでしょうか?
日本AED財団によると、倒れる瞬間を目撃された心停止の中でも、約半数は心肺蘇生を受けておらず、更に、AEDによる電気ショックが行われたのはたった5.1%だそうです。
EFRインストラクター・コースでは様々なシミレーションを組み、AEDを含めたケアのサイクル(AB-CABS)を繰り返し生徒に教える訓練をします。
119番通報をして救急隊の到着を待っていたのでは9.3%の人しか救命できません。
日本AED財団
しかし、胸骨圧迫をすることで2倍、さらにAEDを用いた電気ショックが行われることで、突然の心停止の半数以上の人を救えます。
緊急時の救急法を身に付けることで、医者でもない我々一般市民が目の前の人を救う手助けが出来るんです。
EFRインストラクターの役割は、一人でも多くの人達にEFRの大切さを知ってもらい、自信をもって適切な救急法をできる人を育成していくことです。
Hさんの活躍の場がさらに広がっていきます!
●バリ島でEFRコース又は、EFRインストラクター・コースにご興味のある方はお問い合わせ下さい!
●全てのダイビングライセンス取得コースは日本人インストラクターが日本語で行います!