ダイビングで見るウミヘビ:毒あり?毒なし?行動と尾で見分ける

バリ島ヌサペニダでのダイビング中、シマ模様のウミヘビがくねくねと水面に向かって泳ぐ姿を見かけました。
「あれって猛毒のウミヘビ?」顔が見えないと、とっさに判断するのは難しいですよね。
この記事えは、顔が見えなくても「行動」と「しっぽ」の2点に注目することで、その正体を見極める方法を紹介します。
※ウミヘビの種類ごとの写真や名前は、以前書いたブログで詳しく紹介しています→ダイビングで遭遇するウミヘビ
目次
見分け方チェック
| 注目ポイント | 猛毒:爬虫類(エラブウミヘビ等) | 無毒(シマウミヘビ等) |
|---|---|---|
| 行動 | 水面へ向かう(息継ぎ) | 砂地にいる(穴掘り) |
| 尾の形 | パドルのように平たい | 先端が細く尖ってる |
行動で見分ける:水面に行くか、砂に潜るか
一番分かりやすい違いは、「呼吸の方法」です。
- 爬虫類のウミヘビ(猛毒あり)
亀と同じ肺呼吸。ずっと水中にはいられません。
定期的に水面へ泳いでいき、鼻先を出して息継ぎをします。 - 魚類のウミヘビ(毒なし)
鰓呼吸なので、ずっと水中にいられます。わざわざ水面に行く必要はありません。
砂に顔を突っ込んでエサを探したり、砂に潜ったりしていれば魚の仲間です。
尾の形で確認する:パドルか、ドリルか
顔がよく見えない時は、尾の先端を見てみよう。
- 爬虫類のウミヘビ:泳ぎのプロ
尾の先端がパドルのように平べったいのが特徴。水中で効率よく泳ぐためです。 - 魚類のウミヘビ:穴掘りのプロ
尾の先端に向かって細く、尖っています。この上部な尾をドリルやスコップのように使って、砂の中に潜り込みます。砂から顔だけだいしている「イレズミウミヘビ」などもこの仲間ですね。
猛毒ヘビに要注意:見間違いを誘う「擬態」
実は、魚のシマウミヘビは猛毒のアオマダラウミヘビに擬態して、外敵から身を守っていると言われています。これだけ似ていれば、パッと見で混乱するのは無理はありません。
爬虫類のウミヘビが持つ毒は、あのハブの数倍とも言われる猛毒です。おとなしい性格なので、こちらが何もしなければ襲ってくることはありません。ダイビング中に遭遇しても刺激しないで、優しく見守りましょう。
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