ジャパニーズシップレック「日本の沈没船」はソフトコーラルの森|バリ島アメッド
![全長20メートルの小さなジャパニーズシップレック,バリ島アメッド](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/bff833bbadffbb5dc8eec7bcbe4c8754-1.jpg)
バリ島バニュニン湾に沈むジャパニーズシップレック(日本の沈没船)。
第二次世界大戦中に沈んだ船は、ソフトコーラルの森のようでした。
ジャパニーズシップレックは、トランベンのリバティー号、クブのボガ号に続いて人気のダイビングスポット。
船の大きさはリバティ号の約1/6。
全長約20メートルの小さな沈没船ですが、ここはソフトコーラルの密集地帯。
小さな範囲に多種多様な海の生き物達が住んでいます。
船の周辺は美しいハードコーラルが広がり、スズメダイ達がダンス。
ダイビングはもちろん、シュノーケリングも楽しいポイント。
初心者ダイバーの方はもちろん、シュノーケリングやフリーダイビングの方にもススメのダイビングスポットです。
ジャパニーズシップレック|ダイビングスポットの場所
![バリ島ジャパニーズシップレック、日本の沈没船の場所](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/f4e1da1cbe537d6ecbc18eebac28e24a.jpg)
ジャパニーズシップレックは、バリ島アメッドのバニュニン湾にあります。
アメッドの中心ジュムルックビーチから車で約20分。
シュノーケリングで人気のリパビーチから約2.3kmの場所。
謎多き船の歴史
この船に関して特定できている事は、
第二次世界大戦中、アメッドの小さなバニュニン村の隣に沈没した日本の巡視船(パトロール船)ということ。
船のデザインから日本海軍の船として認められており、面白ことに、船内に和式トイレがあったことからジャパニーズシップレックと名付けられました。
ジャパニーズシップレック|ストレスフリーで潜れるのが嬉しい
ジャパニーズシップレックは、ビーチからわずか15メートルの場所、水深2メートル~12メートルの範囲に沈んでいます。
写真に写っている黒いブイが目印です。
![ジャパニーズシップレックポイント](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/7785a8fa342196de8e35e2dcef48027e.jpg)
目印のブイまで近い距離なので、シュノーケリングでも楽に行けます。
この日も沢山の人がシュノーケリングを楽しんでいました。
![バリ島アメッドのジャパニーズシップレック](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/8793349a059a68a6758a2ade59d7e727.jpg)
全長20メートルの小さな沈没船の残骸は、、長い年月を経てソフトコーラルの森となっています。
![ソフトコーラルで覆われたジャパニーズシップレック、沈没船](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/6b4499f626b2b968f2376d9375b15daa.jpg)
沢山の種類のソフトコーラルが生息し、水中はとってもカラフルで神秘的。
![フタスジリュウキュウスズメダイ](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/f67c374703ceca34355b971179104747.jpg)
![沈没船の中に住むキンメモドキとイシモチ](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/1c48aac8ab686fb4731d0901ab1276b8.jpg)
沈没船を覗いてみると、すさまじい数のキンメモドキと、イシモチの群れ。
![暗がりが好きなキンメモドキの群れ](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/e57e44a62076c3e806a2627e49da45e6-2.jpg)
![イシモチの仲間の群れ](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/108ba67fffa26c96bfeb1f36cd8d8596.jpg)
とってもキレイな色のニシキウミウシ。
![ソフトコーラルで覆われたアメッドの沈没船、ジャパニーズシップレック](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/5d2b2662509a1f5bf20da2543616f70f-1.jpg)
![ニシキウミウシ](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/4193a654dab1d2664422814de1258485.jpg)
まだ小さなニシキフウライウオ。真っ赤なウミシダに上手く擬態していました。
![ニシキフウライウオ](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/136a2e19079291ed6b16c3379512057d-4.jpg)
沈没船の周辺に広がるサンゴ礁
![サンゴの上を舞うスズメダイ](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/8fc5cbcbc85c316109e901c0f1471452.jpg)
沈船の周辺にはハードコーラルが生息し、その上を色とりどりのスズメダイやハナダイが舞っています。
小さな沈没船でのダイビングを楽しんだら、サンゴ礁でのダイビング。
かなり浅いので、太陽の光が差し込み、とってもキラキラしてます。
バリ島の沈没船(レック)ポイント
バリ島の沈没船(レック)ダイビングは、どのポイントも比較的簡単に潜れるのが特徴です。
![バリ島アメッドに沈むジャパニーズシップレック、日本の沈没船](https://xn--eckya9b7cr9ksc.com/wp-content/uploads/377ea626ab60ff7349c031b5329146a2.jpg)
ここでご紹介したジャパニーズシップレック(日本の沈没船)は、小さな沈没船に生息する生物と
キラキラ光るサンゴ礁の海を一度に楽しめるのが嬉しいですね。
バリ島で一番人気。トランベンで見られる120メートル級のリバティ号は、その大きさに壮大さを感じます。
その他にも、クブ地区にあるボガレック、アメッドのマクロポイントに沈むマリナレック(Marina Srikandi)、
パダンバイのジュプン・レックがあり、ダイバーのレベルと興味に合わせてレックダイビングが楽しめます。
バリ島に来たら、沈没船(レック)ダイビングに挑戦してみませんか!