ダイビングライセンスはどこまで必要?AOWとアドベンチャーの違い

ダイビングライセンスを取ったけど、「この先どこまでステップアップすればいいの?」
オープン・ウォーター・ダイバー(OW)を取得した後、多くのダイバーが一度は悩むポイントです。
実際、OWだけでも十分に楽しめるダイビングスポットは世界中にたくさんあります。
一方で、参加条件として「アドバンス・オープン・ウォーターダイバー(AOW)以上」や「経験本数〇本以上」と設定されているポイントも少なくありません。
ダイビングには、水中での楽しみ方を少しずつ広げていくためのステップがあります。
コースを受講しながら経験を積むことで、安全に潜るための知識やスキルが身につき、楽しめるダイビングの幅も広がっていきます。
そこで今回は、次の3つのポイントについて分かりやすく解説します。
- レジャーダイバーはどこまでライセンスを取得すればいいのか
- ステップアップがイメージしやすくなる、PADIコースの流れ
- 意外と知られていない「アドベンチャー・ダイバー」と「AOW」の違い
ダイビングライセンスはどこまで必要?
結論から言うと、レジャーダイバーならAOWまたは、少なくともアドベンチャー・ダイバーまで取得するのがおすすめです。
理由はシンプル
潜れる深度や参加できるダイビングポイントの選択肢が広がり、より多くの海を楽しめるようになるからです。
オープン・ウォーター・ダイバーの最大深度は18mです。もちろん18mまででも、美しいサンゴ礁や魚たちを楽しめるダイビングスポットは世界中にたくさんあります。
また、ダイビングでは、「深く潜るほど良い」というわけでもありません。
しかし実際には、世界中の人気ダイビングスポットの中には、水深18mより深い場所に見どころがあるポイントも多いです。
例えば、バリ島のマンボウダイビングでは、マンボウが18mより深い水深に現れることも少なくありません、より深く潜れるダイバーの方が遭遇できるチャンスは広がります。
では、そのためにはAOWが必要なのでしょうか?
実は、必ずしもそうとは限りません。
アドベンチャー・ダイバーという選択肢もあります。
PADIレジャーダイバーコースの流れ
PADIのレジャーダイバー向けコースは、大きく3つのステップに分けられます。
| ステップ | 主なコース | 目的 |
|---|---|---|
| 初めの一歩 | ・スクーバダイバー ・オープンウォーターダイバー | ダイビングの基礎を学ぶ |
| ステップアップ | ・アドベンチャーダイバー ・AOW | 世界の海へ!活動範囲や楽しみ方を広げる |
| 安全意識の向上 | レスキューダイバー | 自分とバディを守る トラブル・予防や対処方を学ぶ |
レスキュー・ダイバーはプロを目指す人だけでなく、「自分とバディの安全を守りたい」レジャーダイバーにも人気の高いコースです。とはいえ、世界中のファンダイビング(バリ島含め)を幅広く楽しむための「最初の大きな目安」となるのは、やはりアドベンチャーやAOWのステップになります。
PADIの教育システムは柔軟に設計されており、必ずしも全員が同じ順番で進むわけではありません。
例えば、スクーバ・ダイバーコースから始めてオープン・ウォーター・ダイバーコースへ進む方もいます。
また、オープン・ウォーター・ダイバー取得後も、
- AOWへ進む方法
- まずアドベンチャー・ダイバーコースへ進む
という2つの選択枠があります。
多くのダイバーはAOWへ進むため、アドベンチャーダイバーの存在はあまり知られていません。
では、この2つのコースにはどのような違いがあるのでしょうか。
アドベンチャー・ダイバーコースとAOWコースの違い
まずは表でアドベンチャー・ダイバーコースとアドバンス・オープンウォーターダイバー(AOW)コースの違いを見てみましょう。
| 項目 | アドベンチャー・ダイバーコース | AOWコース |
|---|---|---|
| 学科 | eラーニング | eラーニング |
| 日数 | 1日 | 2日 |
| 内容 | 好きなアドベンチャーダイブを3種類選択 | ディープとナビゲーション必須+3種類選択 |
| 最大深度 | ディープダイブ選択で30m※ | 30m |
| レスキュー受講条件 | ナビゲーション選択した場合は可※ | 可 |
| 世界的認知度 | 低め | 高い |
AOWは、世界的な認知度が高く、多くのダイバーが選ぶコースです。

しかし、アドベンチャーダイバーも思った以上に実用的なコースだと思いませんか?
例えば、
- 選択する3つのアドベンチャーダイブの中でディープダイブを選べば、水深30mまで潜れるようになります。
- さらに、水中ナビゲーションを選択すれば、EFRなどの条件を満たした上でレスキューダイバーコースへ進むことも可能です。
「時間はないけれど、まずはステップアップしたい」という方にとっては非常に魅力的な選択肢なのです。
一方で注意点もあります。
アドベンチャーダイバーはAOWコースの一部で、PADIの正式な認定コースですが、AOWほど世界的な認知度は高くありません。
そのため、ファンダイビングに参加する際は、ショップのスタッフに修了したアドベンチャーダイブの内容を直接伝えるのがスマートです。
現地で伝える時の具体例:
・ディープダイブを修了しているので、水深30mまで潜れます
・水中ナビゲーションを修了しています
このように、受講したアドベンチャーダイブの種類をスタッフに一言伝えるだけで、当日のポイント選びがスムーズになります。
ダイビングライセンスの先にあるもの
ダイビングは、ライセンスのランクだけでその人の経験やスキルを判断できるものではありません。
以前、当店にはオープン・ウォーター・ダイバーで100本以上の経験を持つ方がいました。スキルに問題もなく、ご本人も「今のままで十分楽しめている」と話していました。
しかし、さまざまなダイビングスポットを訪れる中で、ライセンスのランクを確認される機会が多くなり、AOWコースへ参加しました。
ディープダイビングの計画や注意点、水中ナビゲーションの重要性を改めて学び、以前から興味のあったナイトダイビングにも挑戦でき、コース終了後には、



もっと早くAOWに参加していればよかった。水中で見える景色が変わったよ!
と話されていたのが印象に残っています。
実際、バリ島でもマンボウダイビングや一部のドリフトダイビングなど、AOW以上や十分な経験が推奨されるポイントもあります。
ライセンスはゴールではなく、海をより安全に、より楽しく楽しむための一つのステップです。
ライセンス取得後もさまざまな海やダイビングスタイルを経験しながら、海を長く楽しめるダイバーを目指していきましょう。
もっとバリ島の海を知りたい方へ
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そんな方は、ぜひ当店のYouTubeチャンネルもご覧ください。
また、
「自分もステップアップしてバリ島の海に挑戦してみたい!」と思った方は、ダイビングショップ選びも大切です。
海外での講習やファンダイビングで失敗しないためのポイントは、こちらの記事で詳しく解説しています。
【バリ島ダイビングショップ】失敗しない選び方
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