バリ島ムンジャンガンダイビング|癒し、冒険、サプライズが詰まった3日間

ムンジャンガン島大ビンつツアー、バリ島ダイビング

毎年恒例となっている、3泊4日ムンジャンガン・ダイビングツアー。

今回は、ちょっと一味違いました。

ツアー中に、3名のアドバンスダイバーが誕生。
しかもその講習中に、ジンベエザメに遭遇するというビックサプライズ!
1ダイブで5匹のホワイトチップシャークに出会ったのも、彼らだけ。
初めてのナイトダイビングやドリフトダイビングにも挑戦し、まさにビギナーズラック満載でした。

ムンジャンガンの壮大なドロップオフを舞う魚の群れ、眩しいほどに広がる白砂、光差し込むサンゴ礁の上を彩るスズメダイたち。その美しさは、毎ダイブ心を奪われるほど。

そしてもうひとつの楽しみは、海から戻ったあとの時間。
天然温泉に浸かって、ゆったり体を癒します。

潜って、笑って、温泉に浸かって、― ―
ムンジャンガンは「癒し」と「興奮」、そして心も深呼吸できる楽園でした。

ムンジャンガン島・ダイビングの魅力

ムンジャンガン島はバリ島西部に位置し、西部国立公園に指定されています。
島の周りには個性豊かなダイビングポイントが点在し、何度潜っても潜り足りない美しさを秘めてます。

バリ島ムンジャンガン島ダイビングポイントマップ

3日間で9ダイブ:ダイビングポイントと特徴、生物紹介

ツアーの様子を動画でチェック!

今回のムンジャンガン・ダイビングツアーの様子をまとめた動画をYoutubeにアップしてます。
水中で出会った生き物たちや、ジンベエザメとのサプライズシーン、癒しの海の風景をぜひご覧ください。

ツアーには総勢12名が参加。
経験やスキルに応じて4つのチームに分かれ、3日間で合計9本のダイビングを楽しみました。

ムンジャンガンダイバーツアーの参加者、バリ島ダイビング

潜ったダイブサイトはどこも個性豊か。
それぞれのポイントの特徴と見られた魚、そして印象的な風景をご紹介します。

Day 1 | Pos 2

60メートル以上に落ち込むドロップオフが広がり、大きなウミウチワや魚の群れが見られるポイント。
この日は、タカサゴ系の群れ、ムレハタタテダイ、アカモンガラの群れ、ウメイロの群れなどが登場。

ムレハタタテダイ、壮大なドロップオフと群れ、バリ島ムンジャンガン

Day1|Bad Cave (バットケーブ)

浅場に広がる洞窟には、昼間でも何百匹のコウモリが眠るユニークなポイント。
カラフルなソフトコーラルが美しい浅場と、サメが現れる深場という二面性が魅力です。
個人的には、このポイントの浅場のサンゴ礁が好きです。

この日はなんと、ホワイトチップシャークを5匹も目撃!
そのうちの1匹は、背中にコバンザメを載せて優雅に泳いでました。

ホワイトチップシャーク、バリ島ムンジャンガン

Day 2 |Pos 1 Slop

真っ白な砂地が広がる癒しのスロープ。
サンゴの根にはクマノミやスズメダイがたくさん集まり、その周辺には
ムレハタタテダイの大きな群れも見られます。
魚の群れの中をロウニンアジが悠々通過。

そしてこの日は、アドバンスの講習中にジンベエザメが登場!
ちょうどブリーフィングで「いかに中性浮力を保ちながら撮影するか」という説明をし、「もしジンベエザメがでたら…」なんて冗談まじりで盛り上がっていた直後の出来事でした。まさにその練習中に、本当にジンベエザメが現れるなんて!驚きながらも浮力を崩さず遠くから撮影した動画の切り抜きです。

ジンベエザメ、バリ島ムンジャンガン

2ダイブ終了後、ムンジャガン島へ上陸。
Pos1の休憩所でランチをとり、海に入って記念撮影!

ムンジャンガンダイビングツアー、Pos1で記念撮影

ムンジャンガンとはインドネシア語で「鹿」という意味。
その名の通り、この島では野生の鹿たちが自由に歩き回る姿を見ることができるんです。

バリ島ムンジャンガンで見られる野生の鹿

Day2|Pos1Wall & Garden eel

ドロップオフから砂地のガーデンイールエリアへーー
変化に富んだダイビングが楽しめる、バリエーション豊かなダイビングポイント!
ウォールを抜けた先で、バラクーダの群れに遭遇!

バラクーダの群れ、バリ島ムンジャンガン

Day2|Pos 2 Slop

スズメダイの群れ、バリ島ムンジャンガン

サンゴ礁が美し癒しのスポット。
宝石のようにちりばめられたスズメダイたちが水中を優雅に舞っています。

Day 2|ナイトダイブ/ミンピ湾内

ナイトダイビングへ出発、バリ島ムンジャンガン

夜の海へ出発。ハイライトはニシキテグリ
18時30分に集合し、ナイトダイブへ。
水中ライトを頼りに進む夜の海では、ニシキテグリの美しい姿をはじめ、エビやカニなので甲殻類も多く観察できました。アドバンスダイバーコースに参加した3人は、今回はじめてナイトダイブに挑戦。

Day 3 |Underwater cave (洞窟)

浅い場所から広がる小さなケーブ。光と影のコントラストが美しいポイント
浅場から小さなケーブ(洞窟)に入り、差し込む太陽の光が作り出す幻想的なコントラストを楽しめます。
洞窟内では、ウコンハネガイを観察。

洞窟、アンダーウォーターケーブ、バリ島ムンジャンガン

ケーブを抜けてドロップオフの壁側へ進むと、オオモンカエルアンコウオラウータンクラブハゼ類など、小さな生き物との出会いも待ってます。

オオモンカエルアンコウ、バリ島ムンジャンガン

次のポイントへ向かう途中、ちょうどPos2のあたりで、真っ白なガネーシャの像が静かに海を見守っているのが見えました。その姿に、ムンジャンガンが神聖な島であることを改めて感じさせられます。ただの移動中のひとコマなのに、ふと心が静かになる瞬間でした。

ガネーシャの像、バリ島ムンジャンガンPos2近く

今日は、Pos2にある桟橋からムンジャガン島に上陸してランチ。
見て下さい、この空と海の美しい景色!

そして、ここでも野生の鹿がお出迎えしてくれました。

ムンジャンガン島Pos2桟橋で見た野生の鹿

Day 3 |Sandy Slop(サンディ-スロープ)

コーラルガーデンとドリーム・ウォールの間に位置し、浅瀬のソフトコーラルやハードコーラル、ウミウチワ、沢山のカラフルな魚たちが見られるポイント。ツバメウオ、チョウチョウウオなど多くの出会いがありました。白砂の海底とエメラルドグリーンの景観が広がり、ボートからの景色にも思わずうっとり。

潜降して直ぐ、サンディスロープの砂地で集合写真!

ムンジャンガンダイビングツアー、バリ島

Day 3|Coral Garden (コーラルガーデン)

ドロップオフと浅場のサンゴ礁が綺麗なポイント。
この日は流れがあり、流れに乗って水中を滑るように進むドリフトダイブは、初体験のゲストにも好評でした。

アオウミガメ、バリ島ムンジャンガン

今回の3日間のダイビングでは、たくさんのウミガメ、特にアオウミガメに出会うことができました。
バリ島の他のダイブサイトではタイマイが見られることが多いので、こんなに多くの美しいアオウミガメに出会えたのは、とても嬉しかったです。そしてなんと、スターの締めくくりには、コバンザメを背負った大きなアオウミガメに遭遇!最後の最後あで、感動の連続でした。

ダイビングだけじゃない!ムンジャンガンツアーで味わうもう一つの楽しみ

ダイビングを終えたあとに待っているのは、大自然の中にある天然温泉やプールでの癒し、そして仲間と過ごすにぎやかな時間。

バースデーパーティーや最終日の打ち上げでは、笑い声が響く3日間となりました。

ムンジャンガンダイビングツアー、誕生会

このツアーをまとめてくれた隊長に感謝いたします。ありがとうございました。

ムンジャンガンダイビングツアー、砂地でポーズ


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