バリ島・マンタポイント大当たり!2025年GWは連日マンタ三昧

2025年のゴールデンウィーク期間中、バリ島ヌサペニダではたくさんのマンタが出現し、
まさに「マンタ祭り」のような賑わいに包まれました。
中でも、1ダイブで20枚近くのマンタが現れたり、記念のブラックマンタに遭遇できるなど、印象的なシーンが続出。「これが見たかった!」というゲストの声も多く、記憶に残るダイビングとなりました。

今年も4月中旬頃から多くのダイバーの皆さまに参加いただき、ありがとうございました。
今回は、そんな2025年GWのヌサペニダ・マンタポイントの様子を振り返り、お客様のリアルな感想とともに、海況や注意点についてお伝えします。
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マンタ動画をご覧ください!
ヌサペニダのマンタポイント:GW期間中のコンデションは?

この時期は、雨季から乾季への季節の変わり目にあたり、海況は比較的穏やか。水温もまだ高く、透明度が上がってくるタイミングです。
今年のGW期間中は、早朝に雨が降ることもありましたが、サヌールからボートで出発する頃には雨は止み、ダイビング中に雨に当たることはありませんでした。水中にウネリがある日も少なく、全体的に安定したコンディションでダイビングを楽しむことができました。
GW期間中の水温は?
マンタポイントはヌサペニダの南東側に位置し、7月~10月のマンボウシーズン時は水温がグッと下がりますが、それ以外の時期は水温は高いです。
今年のGWは水面の温度が28~29℃で、水中は27℃と快適なコンディション。一日だけ26℃の日がありましたが、全体的にポカポカでした。
GW期間中の透明度は?
通常、マンタポイントはプランクトンが多いため、透明度はヌサペニダの他のポイントと比べて低い日が多いです。
ただ、この時期は透明度15メートルの日も多く、水中の景色が明るく楽しめました。
シュノーケリングでも十分マンタを堪能できますね。
みんなの注目はブラックマンタ:GW期間中の遭遇率は?

ブラックマンタはその名の通り、真っ黒な体が特徴。ダイバーにとっては非常に魅力的な存在です。
4月18日~5月7日までほぼ毎日マンタポイントでダイビングを行いましたが、ブラックマンタに遭遇できなかった日は2日間だけでした。ただし、その日にもブラックマンタを見たというダイバーがいたことから、タイミングの問題だったたのかもしれません?
参加者のリアルな体験談から見えるGWのマンタポイント
今回、4月中旬~GW期間中に参加されたゲストさんの中には、初めてバリ島でダイビングをされた方も沢山いらっしゃいました。もちろん、マンタを見るのも初めて。中には、「ブラックマンタが見たくて参加しました!」という方も多くいらっしゃいました。
みなさん共通の感想は、
- 「こんなに沢山マンタを見れるなんて!」
- 「こんなに近くでみれてビックリ!」
- 「マンタがグルグル泳いでた」
- 「マンタが列をなして泳いできた!」
…など、マンタの数の多さと迫力に圧倒されたいた様子でした。
他には、こんなリアルな声が…

- 「ダイバーの数が予想以上に多く、特に浅いエリアはかなり混雑」
- 「マンタの写真を撮ろうとしても、つい他のダイバーが画角に入り込んでしまって苦戦しました」
- 「ガイドが少し深場に移動すると、そこにもマンタが沢山現れ、独占できた!周囲に誰もいない空間でじっくり観察できました」という感想も…
※潜降してすぐに見えるのが、浅いエリアにあるクリーニングステーション。このエリアは水深が7メートルぐらいで浅いため、ファンダイビングだけでなく、体験ダイビングやフリーダイビングの人々も楽しんでもらえます。
そのため、ここには多くのダイバーが集まることがよくあります。逆に、少し深いエリアではマンタを独占できるチャンスが高くなります。
そして、印象的で思わず笑ってしまうような感想も…
- 「シュノーケリングでマンタを楽しむ人も多く、水面から足がニョキニョキと突き出していて、まるで水中逆足林のような、ちょっとユニークな光景を見た(笑い)
マンタポイント注意点

船酔いに注意!
今回のダイビングでも、残念ながら2名のダイバーが船酔いをされてしまいました。
お二人とも、事前にアネロンを服用していたにもかかわらずのことです。
人によっては、日本の高価な酔い止めよりも、こちらで購入できる酔い止め「ANTIMO(アンティモ)」の方がよく効く場合があります。心配な方には、現地でご用意していますので、試してみるのもおすすめです。
サヌールからマンタポイントまでスピードボートで約40分~50分。海峡によってはボートがかなり揺れることもあり、その間に船酔いをしてしまうと、ダイビングが辛くなってしまいます。