バリ島パダンバイの桟橋下、オオモンカエルアンコウ天国!
パダンバイで一風変わったダイビングポイント、桟橋下でダイビング!
パダンバイはバリ島東部に位置し、サヌールから車で約1時間30。空港からも比較的近場のダイビングスポット。
バリ島では珍しく、ほとんどが「白砂の水底」。太陽の光が差し込むととっても綺麗で、体験ダイビングや初心者ダイバーの方にも人気なんです。
その中で一風変わっているのが、桟橋下を潜るダイビングポイント「ジェティー」
他のパダンバイにあるダイビングスポットとは全く違ったタイプのダイビングを楽しむことができます。
桟橋の下に沢山のオオモンカエルアンコウ達
もともとカエルアンコウは泳ぎが苦手で、砂地、岩、カイメンに擬態し、動かないでじーとしていますよね。
オオモンカエルアンコウは水中で見つけても、岩やカイメンに同化しすぎて、なんだかよく分からない時もあるのでは?
桟橋下には10匹近いカエルアンコウ達。
中には伸び伸びと「ジェット噴射で泳ぐ、泳ぐ、泳ぎまくってる」オオモンアンコウ達もいました!
ジェット噴射でビュンビュン泳ぐ「オオモンカエルアンコウ」
カエルアンコウってどんな風に泳ぐんですか~?
カエルアンコウは大きな「胸びれ」とその前にある小さな「腹びれ」を使って、海底を這うようにしてノロノロ歩きます。どうみても、歩くのがかったるそうで、泳げるとは思えません。
それでも、泳ぐときは泳ぐ!
尾びれをヒラヒラさせてたり、口から吸い込んだ水を、胸ビレの脇にある穴(鰓孔・さいこう)から噴射し、ビュンビュン進みます。泳いでいるカエルアンコウは水を吸い込む為、みんな口をパクパクさせてますね。
砂地を悠々と泳ぐオオモンカエルアンコウ
じっとしてるオレンジ色のカエルアンコウ
エスカをビュンビュン振り回してました。
カエルアンコウはエスカ(疑似餌)を振り回し、小魚達をおびき寄せてパクッと食べるんです。
通常の12倍の大きさまで口を開け、食べる速さなんと、6/1000秒。
カエルアンコウ以外にも桟橋下には沢山の水中生物達がいます
桟橋下をゴージャスにそして、優雅に舞っていたハナミノカサゴ
じゃれ合うように泳いでいたネズミフグのペア
チョウチョウコショウダイの幼魚、元気良いカワハギ
沢山のハリセンボン、サザナミヤッコ、スジモヨウフグ、オニカサゴなど、など、など
美しすぎるツバメウオの群れ
桟橋下の浅い所で見られるツバメウオの群れ、ヒメツバメウオの群。
太陽の光が差し込むと格別に美しいです!
パダンバイの桟橋下でユニークなダイビング
パダンバイの桟橋下「ジェティ―」でとことんユニークなダイビングが楽しめました。
乾季のパダンバイは水温が変わりやすく、低くなることが多いのですが、水温27度ありました。
そろそろ水中も雨季のシーズン突入ですね!
砂を巻き上げやすいので、中性浮力をしっかりとれるダイバー限定となります。
往々にして、他のパダンバイのダイビングスポットと比較してスカッとした透明度はありません。