バリ島ダイビングで初遭遇したアカウミガメ

アカウミガメ、バリ島ヌサペニダで初遭遇

バリ島ではじめてアカウミガメを見た!
ヌサペニダでのダイビング中、これまで一度も見たことのなかったアカウミガメに遭遇出来ました。
バリ島周辺でダイバーが目にするウミガメのほとんどがタイマイアオウミガメで、アカウミガメに出会えるのは極めて稀です。
今回の出会いは本当に貴重な体験で、バリ島の海を改めて見つめ直すきっかけにもなりました。

実際の影像はこちら。
アカウミガメが勢いよく泳ぎ、目の前を通り過ぎていく様子。

アカウミガメ、 Loggerhead turtle

Youtube動画はこちら

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ダイビング中に見られるウミガメの種類

バリ島でダイビング中に出会うウミガメの多くはタイマイかアオウミガメです。
アカウミガメやヒメウミガメに出会う機会は非常に限られており、
私自身、これまでヒメウミガメを確認できたのはアメッドでの3回のみ。
今回のアカウミガメ遭遇は、文字通り初めての体験でした。

今回遭遇した個体をアカウミガメと判断した理由

アカウミガメ、バリ島ヌサペニダで初めて遭遇

アカウミガメ
学名:Caretta caretta
英名: Loggerhead Turtle

今回のアカウミガメは、いくつかの特徴から判断しました。
以下は、Sea Turtle Ecology Labから教えて頂いた内容を要約したものです。

  • 眼と眼の間の鱗板(りんばん)
    ウミガメ7種のうち、5角形の鱗板を持つのはアカウミガメだけ。ヒメウミガメの場合は十字形です。
  • 背甲(甲羅/こうら)の中央の突起
    成熟して間もないアカウミガメは、椎甲板(ついこうばん)と呼ばれる甲羅中央の山状の突起が確認できます。今回の個体でも、甲羅中央に尖ったように見える部分がありました。他のウミガメには、このような中央の突起はない。

他のウミガメと特徴を比較


アカウミガメの英名はLoggerhead, その名の通り頭が大きく、強い顎を持っています。

名前英名特徴
アカウミガメLoggerhead Turtle頭が大きく丸く、顎ががっしり
アオウミガメGreen Turtle頭は小さめで丸みがある
タイマイHawksbill尖った嘴(口ばし)
ヒメウミガメOlive Ridley小型種で丸い頭、尖った嘴がない

アカウミガメとの出会いを通して考えたこと

バリ島にはいくつかのウミガメ保護団体があり、卵を孵化させ、一定期間育てた後に海に戻す活動を行っています。
放流されるのは主にアカウミガメヒメウミガメですが、残念ながら、これまでダイビング中に出会ったことはありませんでした。

今回、バリ島で初めてアカウミガメに遭遇したことで、ウミガメの保護や放流活動について改めて考える機会となりました。放流活動に対してはさまざまな考え方がありますが、少なくとも、海の中で出会うウミガメの一匹一匹が非常に貴重な存在であることは間違いありません。

今回のアカウミガメとの出会いは、バリ島の海を改めて見つめ直す、素晴らしいきっかけになりました。

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