アメッドでダイビング:Gopro1つでダイビングの楽しみ方が変わるね
ダイビングの楽しみ方は人それぞれ違います。一眼レフの本格的カメラを持ってじっくり水中撮影をする方もいれば、気ままに水中撮影を楽しみたい方もいます。また、今回ダイビングに参加してくれたKさんの様に、水中では写真をとるよりプカプカと「流れを感じ、静けさを感じ、中性浮力をとりながら無重力の感覚を楽しみたい派」の方もいます。
Kさん、ずっと「水中に余計なものは持って行きたくない」とおっしゃってましたが、今回初めてGopro片手にダイビングを楽しんでみました。結果、「面白いね!ダイビングの楽しみ方も変って来るよ」とのコメント。
初めて使うGopro:新しいダイビングの楽しみ方を発見
初・水中カメラ(初・Gopro)を使用したKさん。水中でどんな発見があり、どんな風にダイビングの楽しみ方が変ったのでしょうか?
①Goproは小さいから持ち運びが楽。水中でストレスがない
今までは、水中でストレスの種になるもは裂けてきたKさん。水中カメラもその一つでした。ただ、ポケットサイズより小さいなGoproは全くストレスを感じさせなかったようです。
②かなりの広角にビックリ
Kさん、Goproに棒を取り付けてヒメツバメウオの群れを動画を撮影。動画撮影中にモニターを見ることが出来ないので、ただただダイビング前に日暮インストラクターから説明を受けた動画撮影のコツを思い出しながら、撮影していたそうです。
後から自分で撮影した動画を確認し、「え~、こんなにきれいに、広範囲の動画がとれるの!」ってビックリしてました。
浅場の透明度が悪かったので、水面ギリギリ付近で太陽光の力を借りて撮影。
以下、Kさんが撮影した動画の一部を切り取ってみました。
後ろの方にいるダイバー(私)もうつってました(笑い)
バックの背景を入れることができるので良いですね。
②透明度にもよるが、結構明るく撮れる
この日のアメッド(特に浅場)は濁りがあり、今一の透明度でした。
水深20mぐらいはそこそこ透明度も良く、ここまで明るく綺麗に撮れました。
③自撮り棒を使えば魚に近づきやすいし、魚にに与えるストレスも軽減
自撮り棒を使えば、岩と岩の間にいる魚達も楽々撮影できる。そして、それほど近づかなくても撮影できるのでその分、魚に与えるストレスも少ないのでは?って思いますよ。
被写体にあまり近づけなかったり、近づきたくないときは、自撮り棒が便利ですね。
遠くから魚達に大きなストレスを与えずに撮影できます。
ライト(光)が全く足りないのが残念ですが、大きなカメラだとチョット難しい、穴の奥の方にいたゴンズイの動画も良く撮れました。
④魚の行動や仕草に興味がわいてきた
やはりカメラを持つと、「何か撮影したくなる」
特に、魚達が面白い行動をしていたり、特徴ある仕草をしている時は動画に収めたくなっちゃいますね。
Kさん、遠くの方で砂がワンワンと舞っているのを発見。いつもだったらスルーしてしてしまけど、今回は動画に撮ってみた。
少しづつ近づいて見たら、魚が一生懸命に砂の中に顔を突っ込んでいる。
餌を探しているのかな?
このヒゲのある魚、なんていう名前なんだろう?
な~んてどんどん興味が沸いてきたそうです。
ダイビング後、一緒に動画を見返しました。
この下あごに長いヒゲのある魚はオオスジヒメジの幼魚(成長するとかなり大きくなります)
体に走る黄色い線と尾びれの付け根にある黒い点が特徴です。オオスジヒメジは砂の中にすむゴカイや甲殻類などを主な餌としており、Kさんが撮影した動画の様に砂の中に顔を突っ込んで餌を探すんです。
⑤ダイビングが2度、3度楽しめる
自分で撮影した動画や写真を後で仲間達と見るのも楽しみの1つ。
中学生のお子様がいるゲストさんは、今回撮影した動画や写真を息子に見せてあげっておっしゃってました。
これを見て、息子さんもダイビングに興味をもってくれたら嬉しいですね!
私が個人的に思う、Goproの嬉しい点と残念な点
Goproの嬉しい点
①手軽さ
②広角
③便利な棒を接続できる。自撮りできる
④フィルターが結構使える
Goproの残念な点
①液晶画面が小さい
②マクロ撮影に弱い
③水中ライトやストロボを付けたいところだが、いろいろ外付けすると本来のGoproの良さの1つ「コンパクトで手軽」が軽減してしまう。悩むところ。
私のおススメ:バリ島ダイビングでGopro撮影を楽しむならこのポイント
Goproの利点をいかし、バリ島ではヌサペニダのマンタ、魚の群れ、サンゴ礁。
アメッドの浅場にいる群れ、トランベンの沈船、ドロップオフにいるテルメアジの群れ。パダンバイのコブシメやサンゴ礁の上にいるアカヒメジやコショウダイの群れ。ムンジャンガンの雄大なドロップオフなどで撮影したいですね。 浅い場所で撮影できるので、Gopro1つでかなり楽しめると思います。
バリ島ダイビングポイント一覧をご覧ください。
カメラレンタル、水中写真の撮り方の講習も行ってます
これから水中カメラを始めてみよう!とう方向けにカメラのレンタル、PADIデジタル・アンダー・フォトグラファーコースも行ってます。カメラのセッティング方法から、綺麗にとるコツまで学べます。
カメラを持って、ダイビングの楽しみ方の幅を広げてみませんか?「同じ海は二度とない」水中で写真や動画をとって、大切な思い出にしてみませんか!?