バリ島シークレットベイでダイビング|泳ぐウミウシとロングスパインワスプフィッシュ
シークレットベイは、バリ島最西端にあるダイビングスポット。
珍しいアマノガワテンジクダイ、ピクチャードラゴネットやボンボリカエルアンコウが見られるので人気です。
迫力満点のミミックオクトパスに遭遇したのもここ。
(※Youtubeにミミックオクトパスの動画アップしてます)
このブログでは2年半振りに来て、
- 特に印象的だった生物
- 新しくなったサービスエリア
- シークレットベイでのダイビングスタイル
などをまとめました。
水中は濁りでドロドロ、透明度も良くありませんでした。
ただ、どんなコンディションでも感動はありますね!
水中を舞うコノハミドリガイ
コノハミドリガイが水中を舞ってた!
バリ島では珍しいウミウシではありませんが、初めて水中を舞う姿を見て感動しました。
ちなみに、コノハミドリガイは「光合成ウミウシ」で有名な嚢舌目(のうぜつも)ウミウシ。
餌として食べた藻から緑葉体を細胞内に取り込み、光合成した緑葉体から栄養を得ます。
近年では、「自分で自分の体を切断し、再生する」能力がある事も明らかになってます。
(光合成するウミウシで発見された大規模な自切と再生)
砂地にひっそり、ツマジロオコゼ、それともロングスパインワスプフィッシュ?
砂地にひっそり小さなロングスパインワスプフィッシュを見つけた。
ツマジロオコゼにそっくり。
調べたら、ツマジロオコゼの仲間のロングスパインワスプフィッシュ (Longspine Waspfish) でした。
ツマジロオコゼ同様、おとなしそうに見えるが、背ビレの棘に毒を持ち捕食者から身を守ってます。
(ブログ:ダイビング中に遭遇する有毒魚達「カサゴ目」)
支持棒を横に置いて、大きさを比較。
個人的にはこのアングルが可愛い。
その他、砂地に2匹のガンモンフシエラガイ
大きなガンモンフシエラガイが2匹並んでいました。
大きなウミウシです。
アマノガワテンジクダイ/バンガイカーディナルフィッシュ
アマノガワテンジクダイ(バンガイカーディナルフィッシュ)が生息するのは世界で3か所。
インドネシアのバンガイ島、レンベとバリ島シークレットベイです。
2年半前と変わらず、沢山いました。
他のイシモチ系の魚同様、ガンガゼと共生。
(ブログ:魚の共生|海の生態系を知るとダイビングがもっと楽しくなる!)
マンジュウイシモチと形が似てますが、色が違います。
どちらも、綺麗な魚です。
ちなみにマンジュウイシモチはムンジャンガンで見ることができます。
大きな海藻は魚達の隠れ家|ゼブラバットフィッシュの若魚
潜降して直ぐの所にあった大きな海藻。
その中を覗くと、沢山の魚達がいました。
このようなシチュエーションは、ダイビングスポットではあまり見ないので、
とっても新鮮に感じられました。
海藻の中をヒラヒラ泳ぐゼブラバットフィッシュの若魚。
とてもシャイなのか、動画を撮ろうとすると海藻の中に引っ込んでしまいます。
こちらはミヤコイシモチ
ペアでいた可愛らしいニジギンポ
シークレットベイでのダイビング
シークレットベイって何処にあるの?
シークレットベイはバリ島最西端ギリマヌクにあります。
ギリマヌクはバリ島とジャワ島を繋ぐフェリーの発着場があり、ここから約30分でジャワ島です。
バリ島サヌールからは車で約3時間30分。
ムンジャンガン島でのダイビングと合わせ、ダイブサファリで来るパターンが多いです
サービスエリアが使いやすくなった
久しぶりに来て驚いたのが、ダイビングのサービスエリアが一新していた事。
エントリーポイントや、看板の位置まで変わってました。
シャワーやトイレが綺麗になり、器材、カメラの洗い場が新しく設置。
嬉しい変化です!
ビーチダイビングとボートダイビングの2パターン
今回はビーチダイビングのみでしたが、ボートで行くポイントもあります。
ボートで約5分程の所に、ピクチャードラゴネットが見らえるポイントがあります。
お時間がある方は、少し足を延ばし、バリ島最西端まで来てみませんか?