バリ島でレスキューダイバーになった!

バリ島,祝レスキューダイバー
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バリでレスキューダイバーコースにチャレンジ!

レスキューダイバーコースに参加されたMさん!

現在アドバンスダイバーで経験本数66本。
Mさんの目標は約1カ月弱でレスキューコースとダイブマスターコースを終了させること

レスキューダイバーコースに参加するには、①アドバンスダイバー以上であることと、②過去24 ヶ月以内にEFR(エマージェンシー・ファースト・レスポンス)一次および二次ケアのトレーニングを受けていることが条件となります。

EFRを受けていなかったMさんは、初日にEFRプログラム(クラスルーム/1日)を終了させ、2日目からレスキューダイバーコース(クラスルーム・限定水域・海洋実習2日間)への参加となりました。

EFR+レスキューコース スタート

初日はEFR

EFRプログラムは心停止など生命にかかわる緊急時のケア(一次ケア)と、即座に生命にかかわらないケガや病気のケア(二次ケア)について学ぶプログラムです。

一次ケアでは主に、CPR(心肺蘇生法),感染防止のバリアの使用方法,人工呼吸の仕方、AED(自動体外式除細動器)の取り扱い,酸素の取り扱いを学び、二次ケア―では主に、ケガをしている人のケガを評価し、対応する方法、包帯の使い方、骨折や脱臼した場合の副木の使用方法を学びます。

EFRはダイバーでなくても参加できるプログラムで、我々の日常生活で起こりうる緊急時に備え、自身を持って、ためらわず実行できる事に目的を置いています。

バリ島EFRコース
バリ島ダイビング,EFRコース

2日目レスキューダイバーコース(クラスルーム)

レスキューダイバーコース

Mさん2日目からレスキューダイバーコースが始まりました!

レスキューダイバーコースはまだ日本語対応のe-ラーニング(PADIオンライン学習)が無い為、学科部分はテキストとビデオを使いクラスルームでおこないます。(※2022年9月現在、レスキューダイバーコースeラーニング日本語対応あります

午前中、クラスルームでビデオを見ながら学科部分の勉強。
事前に学習してきたテキストのナレッジリビュー部分をおさらいします

バリ島ダイビング,レスキューダイバーコース

午後はサヌールのビーチに移動し、限定水域でのトレーニング!



レスキューコースは限定水域でのトレーニング課題が沢山あります。

まずは、足がつった時に治す方法など、セルフレスキュースキルの練習。
Mさん、セルフレスキュースキルはなんなりとクリアー。

そして、課題2のパニック・ダイバーに対応するスキルはパニックダイバー役がかなり大胆に役を演じたにも関わらず、かなり上手く対処できました。ただ、課題6 の反応がないダイバーを浮上スさせるスキルは大苦戦。
このスキルは、反応がないダイバーまたは救助者自身の浮力コントロールを使って、事故者(反応のないダイバー)を水面に浮上させるのですが、BCDに空気を入れすぎたり、浮力コントロールが上手くいかない。浮上速度が早すぎるなどなど、何度もやり直ししてやっとクリアー!

課題5の行方不明ダイバー、課題7水面で反応がないダイバーは明日へ持ちこし。

レスキューコース2日目はパダンバイでトレーニング

バリ島レスキューダイバーコース,パダンバイ

レスキューダイバーコース2日目は、昨日の復習と、個々のレスキュー課題を応用し、出来る限り現実的なシナリオを作り練習します。昨日より、かなり実践的な練習です!
こんな日に、パダンバイの透明度が超悪い

バリ島、レスキューダイバー
バリ島パダンバイでレスキューコース

メチャメチャ透明度が悪い中でも、レスキュートレーニングは続きます。
レスキューシナリオの練習も苦戦しながら、なんとかクリアー。

水面で反応のダイバーをレスキュー呼吸しながら、器材の取り外し、曳行するスキルも大きな声をだしんがら、頑張りました。人の目なんて気にしてられない!声は大きい方が良い!

最後まで力を振り絞って頑張りました!
祝・レスキューダイバー誕生!

レスキューダイバーコースはダイビングのスキルと、体力も使うコースですが、ダイバーとしてとっても価値があり貴重なコースです。

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