バリ島ダイビング|祝・レスキューダイバー
レスキューダイバーになった
レスキューダイバーコース
レスキューダイバーコースの目的は、自分自身とパディーのトラブルを未然に防げるようになること。
実際にトラブルが起きた場合、それぞれのシチュエーションに応じた対処法を見に付ける事です。
とってもチャレンジング且つ、意味のあるコースです!
レスキューダイバーコースの参加前条件は、①アドバンス・ダイバーである事と、②EFR(エマージェンシー・ファーストレスポンス)プログラムを終了している事です。
初日:EFR
初日はMAX DIVEでEFR
今回参加された、Mさん、まずは、MAX DIVEのクラスルームでEFRからスタート。
EFR(エマージェンシー・ファーストリスポンス)は、心停止など生命にかかわる緊急時のケア(一次ケア)と、即座に生命にかかわらないケガや病気のケア(二次ケア)について学ぶプログラムです。
ビデオを見て、イメージを掴み。教科書を使いながら、プログラムを勧めます。
EFRプログラムは1日で完結でき、ダイバーでなくても参加できます。
人形を使って、人工呼吸や、CPR(心肺蘇生法)の仕方を練習。
AED(自動体外式除細動器)の使い方をデモ機を使って練習。
緊急用酸素ユニットの組み立て方法や、酸素の取り扱い方などを学び、練習。
その他には、ケガの処置方法・三角巾の使い方などを練習します。そして最後にシナリオと言って実際の 事故現場に遭遇したシナリオを想定し、救助の練習を行います。
EFRプログラムが終了したMさん。
次は、明日から始まるレスキューダイバーコースのビデオをじっくり見ます。
レスキューダイバーコース|海での特訓
レスキューダイバーコースは、学科+2日間のプール/海洋実習で構成されてます。
オンライン学習で事前に学科部分を終了された場合は、最短2日間で完結できるコースです(個人差あり)。
今回参加されたMさん、じっくりレスキューのスキルを習得したいという希望の為、バリ島北東部にあるトランベンに宿泊し、3泊4日ダイブサファリ形式でコースを行いました。
ダイブサファリ形式の良いところは、①コースにだけ集中できる。②移動時間がかなり短縮できる為、じっくり練習できる。集中してダイビングを行うことで、③スキルの向上に繋がる。
実際、Mさん、レスキュー最終日には、かなりの手ごたえを感じたそうです。
初日はトランベンのプリセガラポイント、2日目はマクロで有名なメラスティで(大まかに)以下の内容をじっくり特訓。
- セルフレスキューの仕方(自分自身の管理)③水面で疲労したダイバーやパニックになっているダイバーの救助方法、
- ダイビングは心理/メンタルな部分との関わりがあり、その心理的な部分の学習。
- 水面で疲労したダイバーやパニックになっているダイバーのレスキュー。 ダイバーを救助し、曳行しエギジットさせ、その後の対処方法を練習。
- 水中でトラブルが起きた場合の対処方法
- 行方不明ダイバーの捜索方法の練習
- 水面で反応のないダイバーのレスキュー。 反応のないダイバーをレスキュー呼吸しながら曳行し、安全にエギジットさせる練習。
- 水中で反応のないダイバーを安全に浮上させる方法
- シナリオ練習
運動神経抜群、中学生の頃からアメフトをやっていたMさん、パワーもスゴイです!
コースの中で、『反応のないダイバーをレスキュー呼吸をしながら曳行し、浜まで運び引き上げる』練習があります。
引き上げ方もいくつかあり、Mさんが挑戦したのはファイアーマンズ・キャリー。講習中、周囲の注目を集めてました。
通常、レスキューコース中は水中生物をじっくり見るほどの時間はないのですが、
驚くほど、コースがスムーズに進んだのでお魚ウォッチングをしました。
ダイブサファリならではの利点ですね。
祝・レスキューダイバー
講習2日目の晩はMさん念願のバリ島の焼き魚を食べに行きました!
明日からもよろしくお願いします!