バリ島でデジタル・アンダーウォーター・フォトSP
水中写真を上手く撮りたい!
2泊3日にダイブサファリで「デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファ・ーコース」にチャレンジ!
今日はトランベン周辺にあるダイビングスポット、プラ・セガラでデジタル・アンダーウォーター・フォトグラファー・コースです!
Nさん、長年愛用されているTG3と新しく購入したイノンのライトを持参。
陸上でも写真を撮るのが好きなベテランダイバーさんですが、カメラを買ってから気に入った水中写真が撮れていないとの事。
なんでなんだろう?
Nさんいわく、『いつも水中では、何も考えずに、シャッターをただ押すだけ』
これでは、気に入った写真を撮るのは難しいかなぁ~。
せっかく、カメラを持っているのだから、少しでも綺麗な写真が撮りたいですよね。
そこでNさん、今回、思い切って水中写真の撮り方を基礎から学ぶ事にしました。
陸上で写真を撮るのと水中の違いは?
陸上で写真を撮るのと、水中ではどんな違いがあるんだろう?
陸上と水中の違いはいろいろありますが、1つには『光のロス』です。
オープン・ウォーター・ダイバーコースで学んだように、水は光と色を吸収するので、水中世界は陸上より暗く、色彩が乏しくなります。その為、水中で少しでも綺麗な写真を撮る為には、この光のロスを克服する工夫が必要となります。
透明度が良く、太陽がさんさんとしている場合は、深度の浅い場所であれば(太陽の光のみ)ストロボ無しでも十分綺麗な写真が撮れます。
コンパクトデジカメのホワイトバランスを水中モードに切り替える事によって、綺麗な写真がとれます。
ストロボやライトが無い場合、水中でホワイトボートを使用し、デジカメのホワイトバランスを設定して写真を撮る方法もあります。
ただ、残念ながら、これらには限界があるんです。
今日は、ホワイトバランス
水中写真を撮る時のライト(ストロボ)の使い方。ハレーション/マリンスノー現象の回避(水中の浮遊物がストロボの光に反応し、雪のようにポツポツ写ってしまう)を中心にじっくり水中写真の基礎を練習しました!
トランベン周辺にあるマクロポイント「プラ・セガラ」は、黒砂のスロープなので写真を練習するには絶好の場所です。今日は波無し、流れ無し、水温28度。水中写真の練習にはバッチリのコンディションです!
それでは、じっくり練習!
浅場でいろいろセッティングを変えて写真を撮ってみる。
お目当ての被写体を見つけたら、じっくり考えて撮影!
タイヤの周りや中に沢山のクリーナーシュリンプやイシモチ系の魚達いて、絶好の練習場所!
ウジャウジャ沢山。
沢山いるんで、練習に良いかも
綺麗な色のホヤだけど、これもライトがダメだね。
ライトのあて方って難しい。
じっくり2ダイブしたら遅めのランチ
我々以外にダイバーがいなかったので、とってものんびり。
まるで時間が止まったかの様です。
トランベンはマクロの宝庫!
水中写真を練習するのに最適のダイビングスポット!
被写体には全く不自由しませんね。
近くにこんな人達も、長閑だな~!
夕食後は、今日撮った写真をパソコンで見ながら、さらに講習が続きました!
水中写真の上達法の話題になると、話しが尽きませんね。
デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーコース:
デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーコース:
デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーコースはこれから水中写真を始めたい方や、水中写真ビギナーの方におススメのコースです。
このコースはオープン・ウォーター・ダイバー以上であれば、誰でも参加でき、最低1日(レクチャー&2ダイブ)で完結できます。
水中写真の基礎を学び、少しでも気にった写真を撮ってみませんか?
基礎を知って水中写真を撮るのと、そうでないのでは、将来的に雲泥の差がでます!
考え、工夫しながら水中写真を撮ることで、ダイビングは勿論、水中写真がもっと楽しくなりますよ!