ダイビングでエア-消費を改善させる9のヒント
エアーの消費が早くてお悩みのダイバーさん,いませんか?
初心者ダイバーさんへのアドバイスシリーズNo1.
今回は『ダイビングでエア-消費を改善させる9のヒント』です。
『エア-の消費が速い』、ダイビング中エア-の消費が早くで「どうしてなんだろう?」っ考えたことありますよね?
ドキドキしたり、肺活量の多い方はエア-の消費が速いですが、体の大きなガイド/インストラクターでもエア-の消費がかなり少ない人はいます。「
なんでなんだろう?」って思いますよね。
以前、バリ島でダイビングに参加して頂いたお客様に中に「私はエア-の消費が早いので他のダイバーさんに迷惑がかからないようワンツーマンでお願いします」というリクエストを頂いたこともあります。
また、自分はエアの減りが速いから少しだけ深いところに行った時「大丈夫かな?」って思ったと、参加者の方から聞いた事もあります。中にはエアの消費が速いことがコンプレックスになってる方もいました。
ダイブガイド/インストラクターはファンダイブ中に何度も『エアの確認』をしますが、随時ご自分でエアの確認をする癖をつけることはとても大切です。
また、エア消費が速い方はファンダイビングに参加する前(もしくはブリーフィングの時に)そのファンダイブを引率するガイド/インストラクターにその旨を伝えておくことも大切です。それだけでもダイビング中のストレスが減りますからね。
ダイビング中のエアの消費量を改善でき9つのヒントをご紹介します
- 1.中性浮力と適正ウエイト
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中性浮力がうまく取れないとエアーを出したり入れたりしてしまうので、適正ウエイトを付け、中性浮力をうまくとれるようにましょう
- 2.器材のメインテナンス
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セカンドステージ、O-リングの劣化によるエアー漏れもあります。必ず、器材のオーバーホールは大切です。
- 3.体に合あったダイビング器材の使用とフィット感
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ダイビング器材を着用して、水中でいろいろな体制をとってみて手ください。限りなく水平に近い体制がとれる事がムダなく、ムリなく少ない労力で潜ることにつながります。
- 4.ダイビングアクセサリー類はコンパクトに
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ダイビングアクセサリー類は出来るだけBCDのポケットにしまえるデザインのものを選び、ポケットの中の容量を減らす事で水中で無駄なく効率的な体制につながります。
- 5.リラックスする事
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ダイビングする上でとても大切なポイントです。ストレスを減らし、ダイビングを楽しみましょう。
- 6.スローダウンする事
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水中では静かにゆっくり、ゆったりと動く事で呼吸の速度が安定し、ゆっくりと深い呼吸ができるようになります
- 7.体温を温かく保つ
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水中で寒さを感じると余計なエネルギーの消費につながります。その結果、エア-消費量も増えます。水中では陸上の20倍の速さで体温が奪われます。水中で寒さを感じないように備えましょう
- 8.ダイビング中、手は使わない
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水中で泳ぐときはフィンを使い、通常手は使いません。水中で手を使って泳ぐのは最も非効率な事で、必要以上の動きをする事になります。その結果、エア-消費も増えます。
- 9.沢山潜ること
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ダイビングを重ねて行くうちに使用している器材にも慣れ、もっと快適ダイビングすることが出来るようになります。そして、ダイビングで大切な『リラックスしダイビングを楽しむ』事ができるようになりますよ。
ここにあげた9つのヒントはかなりベーシックな事ですが、
次回ダイビングをするときに思い出して下さい。