ホホベニモウミウシが大増殖|バリ島プリジャティ(P.J)ダイビング
バリ島北部にあるダイビングポイントプリ・ジャディ/Puri Jati (通称 P.J)へ行ってきました。
水底は黒砂のスロープ。浅場が長く続くマックダイビング(Muck Diving)ポイントです。
久しぶりに来たら、なんと「ホホベニモウミウシが大増殖中」
コテングノハウチワを見ると、ほぼ必ずホホベニモウミウシやクサイロモウミウシがいる!
他にもいろいろ生物達がいたのですが、面白くってコテングノハウチワばかり覗き込んでしまいました。
ここでは、沢山いたホホベニモウミウシと、今回潜ったポイント「プリジャティ・PJ」ご紹介します!
大増殖していた「ホホベニモウミウシ」と仲間
ホホベニモウミウシ:学名 Costasiella sp.3
その前の通り、ピンク色の頬が特徴。
6年以上前の話しかな?
まだ正式名が無い時は、テングモウミウシ(Costasiella Kuroshimae)同様、海の羊とか、羊ウミウシって呼ばれてましたよね。当時は、この可愛らしい目や、触手が羊のように見えたのかな?!
この5m未満の小さなウミウシは、光合成ウミウシとしても知らています。
団扇のような形のコテングノハウチワ(Avrainvillea erecta)をホストとします。
藻を食べることで、葉緑体を体内に取り入れ光合成を行います。
(参考:Sea Sheep ? This Adorable Sea Slug Eats So Much Algae It can Photosynthesize)
コテングノハウチワに沢山のホホベニモウミウシが付着
こちらは、ホホベニモウミウシの卵も
宿主から追い出されたのか?
なぜか砂地で見つけました。
こちらはクサイロモウミウシ(Costasiella paweli)
ダイビングポイント「プリ・ジャティ」紹介|施設もランチもパワーアップ
ダイビングポイント「プリ・ジャティ」はバリ島北部に位置し、サヌールから車で約3時間。
途中、バリ島の観光名所にもなっている、ブドゥグルのブラタン湖やブヤン湖を見下ろせます。
南部リゾートから離れているので、ダイブサファリツアーで来ることが多いです。
ビーチエントリーが基本。
浅場の砂地に面白い生物達を発見できるので、マクロ派ダイバーに人気があります。
ミミックオクトパス、カエルアンコウ、エンペラーシュリンプ、カミソリウオ、ニシキフウライウオや各種ウミウシなど。
今回、久しぶりに来てみると、施設がとっても綺麗になってました。
シャワーや使用後のカメラや機材を付ける場所も充実。
ランチもパワーアップしてました。
ダイブサファリツアー初日。これからアメッドに移動します。