ダイビングしたい!でも怖いし不安
ダイビングしたいけど怖い
海が好き,スノーケルも好き、でも、ダイビングは怖い・・
今日、ダイビングに参加されたNご夫婦。
旦那様はファンダイビング、奥様は体験ダイビングで参加されました。
奥様は大の海好き。
昨日はレンボンガン島でスノーケルを楽しんできたんです。
でも、ダイビングとなると話しは別らしい。
以前、日本で2回ほど体験ダイビングに参加した経験者ですが、2回とも潜降できず、リタイヤ。
残念な事に、その時とってもトラウマになる嫌な思いを経験。
それ以来、BCDを着用したり、レギュレーターを口にくわえると、突然怖くなる。
宿泊先のサヌールからトランベンまでの2時間30分。
N奥様の体験談や、不安に思うこと、希望をなどを聞きながら移動。
その間、かなりワイルド派の旦那様は「なんで怖いのかな?」「なんで、できないのかな?」、
「ちょっと苦しい気がするだけや~で~」ってニコニコ。
ダイビングって、ナチュラルに(自然に)上手な人もいれば、初めは抵抗を感じる人も沢山います。
「怖いんだけど、ダイビングしたい!」その気持ち良くわかるよ。
「ダイビングやりたいけど、なんだか怖い」
不安のある方はインストラクターやガイド、バディと話すのが大切
今日は移動中からじっくり話しあい、時間をかけて、不安を取り除きながら体験ダイビングをしてきました!
トランベンでダイビング!
トランベン到着後、奥様と私は以下のステップで体験ダイビング。
旦那様はカメラ片手にドロップオフと沈船リバティー号でファンダイブ。
- ダイビング器材を着用し、奥様の大好きなスノーケルを楽しむ
- レギュレーターを加え、水面で呼吸の練習
- 奥さまがが大丈夫って思ったら潜降してみる
- 2人で約束(ルール)を決め、奥様が嫌だと思ったら直ぐにサインを送りダイビングを中止する
- 楽しむ!
ダイビングは、水中で次に何が起こるか分からないと怖くなる人もいます。
初めによく話し合い、ルールを決めてダイビングすることで、不安が取り除ける場合もあります。
まずは、ダイビング器材を着用!
突然潜るのでははく、BCDに空気を入れ、大好きなスノーケリングを楽しみました。
トランベンのドロップオフポイント。
浅場に大きなテルメアジの群れがいるんです。
こんな風にスノーケリングでも見る事ができます。
次は、レギュレーターをくわえ水面で呼吸の練習。
Nさん、緊張のあまり、かなり手に力が入ってる。
スノーケルは大丈夫だけど、レギュレーターだと呼吸がしにくい気がする・・
大丈夫、その気持ち良く分かるから・・
水面で手をつなぎ、ゆっくりレギュレーターをくわえて呼吸の練習。
そのうちNさんが、「もしかしたら大丈夫かかも?」「いけるかも!」って気持ちになりました。
そして手をつなぎながらゆっくり水深3mぐらいの場所まで潜降してみた!
この時、2人の約束(ルール)は、Nさんが嫌だと思ったら、直ぐにダイビングをストップしすること。
Nさんの手はガチガチ。
耳抜きに問題はない。でも、やっぱり怖い。
3回目ぐらいでやっと潜降ができました。
1本目はここまで。
ドロップオフでファンダイブをしてきた旦那様も合流し、みんなでランチ。
やっぱり話題はN奥様の体験ダイビング奮闘記!
かなり、盛り上がってのランチタイムとなりました。
焦ることないよ。ゆっくり、自分のペースでやってみよう!
2本目、旦那様は沈没船(リバティー号)でダイビング
奥様と私はコーラルガーデンポイントで体験ダイビングに挑戦です!
コーラルガーデンの水底は砂地のスロープ。
浅いところも楽しいポイントです。
サンゴの根の周りにスズメダイ達がいたり、カクレクマノミ(ニモ)をはじめ、イソギンチャクの周りに色んな種類のクマノミ達がいます!
初めはレギュレーターをくわえ、水面で呼吸の練習。
「大丈夫!」って思ったら潜降。
今回は問題なく先降できた!
これまで、約60分。
ファンダイブから戻ってきたガイドが私達を見つけ、水面から写真を撮ってくれました!
ここから、最後は楽しむ!です。
少し移動して、近くにいたカクレクマノミ達を観察!
また少し移動して、スズメダイ達を観察。
ここで、奥様からストップのサインが出たので、ダイビングは終了。
今までダイビングが怖くて仕方なかった奥様。
今日は、
- 潜降できた!
- 水中で魚達を見る事ができた!
次はもっとダイビングを楽しむことができますね。
根気良く、頑張って良かったですね!
ダイビングって怖い?まとめと自分の体験
ダイビングライセンスは持っていけど、ダイビングに不安があったり、怖いと思う方は結構います。
はじめから、上手に楽しめる人ばかりではありません。
実は私もオープン・ウォーター・ダイバーコースに参加した時は怖かったです。
もう20年ぐらい前ですが、ダイビングが怖くてOWDCを完結するまで一週間かかりました。
OWDになってからも、100本ぐらいは恐怖と不安の連続でした。
よくノンダイバーの友達に「怖いのに何でダイビングやってるの?」って言われてました。
だから、「ダイビングしたいけど、怖い、不安、どうしよう」って思う人の気持ちが痛いほどわかります。
ダイビングが怖いって思う方は、インストラクターとワンツーマンで潜るプライベートダイビングをおススメします。
経験上、他人を気にすることなく、自分のペースでダイビングができる環境を選ぶのが良いと思います。
ダイビング前に、インストラクターと沢山コミュニケーションをとるのも大切。
今回の様に約束事を決めて潜ると水中での不安も減るでしょう。
ダイビング中、途中までは楽しかったのに、突然水中で怖いスイッチが入る人もいます。
怖いスイッチが入ったら、インストラクターに伝え、それ以上深くに行かずに浅い方に戻ることで怖いイッチが突然消える場合もあります。
深く潜らず、浅い場所で水中写真をとって見るのも良いですよ。
意識がカメラと魚に集中するので、不安より、楽しい気持ちになるでしょう!
水中世界は素晴らしく、ダイビングは楽しいレジャーです!
人と競い合うものでもないので、自分が心地よく感じる、自分にあったスタイルでダイビングを楽しんでみませんか?
きっとダイビングがもっと楽しく、もっと好きになりますよ!