バリ島コロナ状況⑥|サヌールビーチ閉鎖。おばちゃん達も?
バリ島の新型コロナの状況
バリは「外出自粛要請」がでて、今日で37日目。
日本は令和2年になりましたね。
5月1日時点での、バリ島のコロナ感染者は235人+13人、回復121人+8人、死亡4人
コロナ感染者の内訳は、
- 海外からの帰国者(主に出稼ぎ労働者)による感染輸入141人
- インドネシア内の他の地域からの感染輸入20人
- ローカル感染66人
今、続々と出稼ぎ労働者達がバリに入ってきてますからね。
とにかく、今、バリは感染拡大防止に注力してる。
そんな中で、
バリのBangil, Karangasem, Bulelengの3県の田舎では、まだ現在の「帰国者隔離システム」ができる前に帰国した出稼ぎ労働者達が家族や村人へと感染させてしまいってるケースも出てきてます。
Bangil県では昨日1210人にラピッドテスト(抗体検査)を実施したところ、443人が抗体ありになり、PCR検査に回されました。126人が陰性確、残りは結果待ち。
他の県でも実施する予定です。
我々が住むサヌールのIntaran地区でも無症状感染者が4人。
自己隔離を命じられていたにもかかわらず、(地元のオバチャン)フラフラ出歩き、16人との接触が確認。
そのうち1人はコロナに発症して入院。
そこで、バンジャール(町内会)がコロナ対策委員会へ連絡し、4人は強制隔離されました。
オバチャン達にしてみれば、逮捕とか連行という気持ちにだったのかも知れません。お迎えの車と一緒に警官が来て大騒ぎになったようです。
(※全員がオバチャン達ではないですが・・・)
残りの接触者15人は自己隔離になりました。
そしてとうとう・・・
サヌールビーチの入り口も閉鎖された
気温32度、張りきってサヌールビーチにウォーキングに行ったら・・・
ビーチに行く道の手前がこんなふうに・・・
もう、ビーチに行けない!
サヌールのビーチ沿は約5キロの遊歩道になっていて、散歩するのに最高なんです。
バイクも来ないし、海風がとっても気持ちいい。
数日前までは、ビーチで寝転んで本を読んでいる人や、釣りをしている人たちがポツポツいるぐらい。
人もすっごく少なく、とっても平和な感じだったんですがね・・・
こんな光景、見たくない
ちょっとタンブリガン通りへ行ってみると、
「マスク着用」の看板
パトロールカーも走ってて、がっつり「マスク着用」を呼びかけてます。 こちらはレギャンビーチの写真。
サヌールより少し早く、ビーチへの入り口を閉鎖。
クタビーチは随分前から閉鎖されてるみたいです。
バリを含む、インドネシア全域で「移動制限」強化
イスラム教の人たちのラマダン(断食)もはじまり、ラマダン明けの連休に起こる「人民大移動」を徹底的に防ぐため、インドネシア各地で規制を強化。
バリも5月30日までバリ州内外への移動削減の要求。
さらに、一部の例外を除き、東ジャワ州及び西ヌサ・トゥンガラ州との海上交通を通じた帰省禁止措置を徹底されました。
まさか、
バリにいて、ビーチに行けない、ダイビングに行けない、日本への直行便がなくなる日が来るとは・・・
ダイビングに関しては、ビーチが閉鎖されているので、今は調査ダイブもできません。
仕方ないです。
今は最大限「外出を自粛」し、乗り切るしかない!
今、この瞬間でも、最前線で働いている方々のことを考えると、あまったる気持ちでは入れません。
ちなみに、昨年の今日はダイブサファリ、「マクロ・フォトツアー」の真っ最中。
人生なにが起こるか分かりませんね。
今年は自宅でカメラ・写真の練習かな!
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