バリでイントラになる2

バリ島ダイビングライセンス
目次

バリでアシスタント・インストラクターコース

朝8時30分~午後5時30までプールで練習

アシスタント・インストラクターコース

アシスタント・インストラクター・コースはやることが山盛り!
Nさん、「頭がいっぱいいっぱいだ~」って言ってたけど、

体力、気力も大切、頑張らなければ!

プールでは20種類以上のダイビングスキルをデモンストレーションし、評価を受けます。
ダイブマスターの資格は持ってるし、この部分は大体スムーズに進みます。

ただ、今回の参加者さんはホバリングのスキルに大苦戦

プールでスキル・プリゼンテーションの特訓

ダイビングスキル・プリゼンテーションの練習

ダイビングスキルも普通にできるのと、デモンストレーションできるレベルでできるのではちょっと違います。
一つ一つのダイビングスキルを「生徒ダイバーさん達の前で分かりやすくデモンストレーションできるレベル」になるまで練習します。

プリゼンテーションでは、ブリーフィングでスキルの説明をし、水中でスキルのモンストレーションし、デブリーフィングで生徒ダイバーが良く出来た点と出来なかった点を指摘します。

水中では、生徒ダイバーが間違えた点を見極め、指摘し、教え、そのスキルが達成条件に満たすまで練習してもらいます。

この一連の流れ、簡単そうに見えるけど、結構難しいです。

プールの中での自分の位置、生徒の位置、アシスタントの位置なんかも考えなければいけません。それも、スキルによって変わってくる場合もあります。

バリ島ダイビング:プール講習
バリ島ダイビング:プール講習

Nさん、緊張のあまり、ブリーフィングは棒読み。水中では生徒の間違えを正しく修正出来ない。アシスタントを全く使用できない。デブリーフィングはテンパって、話がまとまらない。

あれだけ準備してきたのに?
何度も、何度もやり直し。

でも、これが当たり前。

緊張しない人や、はじめからパーフェクトに出来る人なんでいないよ~。
講習中は沢山間違え、それを直しながら自分のものにしていく・・
自分の間違えや、他人の間違えから学ぶことって沢山ありますよね。

レスキュースキルはとっても良く出来た~!

オープン・ウォーターでスキル・プリゼンテーションの特訓

バリ島ダイビング:パダンバイ
バリ島ダイビング:パダンバイ

今日は早朝からパダンバイ
昨日はプールで練習。そして、今日は実際の海で練習。

今日のパダンバイ、途中曇ったり、ちょっと風が吹いて来たり、雨がパラついたけど、
基本波ナシ、流れナシ、水温26度、透明度も良いし、講習にはピッタリ。

バリ島ダイビング:ダイビングライセンス

昨晩、課題に出されてスキルのブリーフィング
何度やっても、必ず何かが抜ける。
そして何度も訂正される。

でも、これで良いです!

何度でも出来るまで繰り返し練習することが大切!

実際の海では・・・・

  • フロートの周りに生徒をまとめ、5ポイント潜行・・あれあれ・・生徒役の一人がシュノーケリングを加えたまま潜行しているのに気付かない

えっありえない~!って思うかもしれないけど、
緊張のしているからかな?このミス、結構多いんです。

  • ロープを使っての潜行中、耳抜きが出来ないダイバーのフォローは出来たものの、別の生徒ダイバー役がロープから手を離してしまっているのに気付かない。
  • バックアップ空気源の供給も、オクトパスのホースが腕の下に絡まっているのに気付かないオクトパスを逆に付けているのに気付かない。
  • マスククリアーでも、鼻から息を出していないことに気づかない
  • フィンピポットは、流れの方向を考慮し、自分の位置、生徒ダイバーの位置、アシスタントの位置も大切!
  • 全くアシスタントを有効活用できてない・・・
  • 生徒ダイバーのミスに気づいても、ミスを指摘して「忘れないでね!」って言うサインを出し忘れたり・・

などなど・・・

休憩をはさんで、何度も何度も達成できるまで練習!
普段、ダイビング・インストラクター達が普通にやっている事だけど、実際自分が体験してみると難しいですね。

水面で生徒をまとめ、安全に潜行させ、水中では自分の目の届く所に生徒ダイバー達をまとめる。
実際、オープン・ウォーターダイバーコースに参加する方々の大半が、水中で指定された位置に膝立ちで留まっていることすら難しいです。

生徒ダイバーさん達の目線にたつことも大切です。

波がある場合、流れがある場合、視界が悪い場合、いろいろなシーンを想定して、安全にしっかりコースを進行できるようにトレーニングを積んでいきます。

水中でのスキルのプリゼンテーションが終わったら、ボートでデブリーフィングの練習。

これも何度も何度も繰り返し練習。

レスキュースキルでは生徒約ダイバーに笑いながら文句言われながらも必死に練習!

もう、ヘトヘトだよね。
でも、沢山練習をすれはするほど、それが少しずつ自身へと繋がっていく!

Nさん、もっと堂々として良いよ!

それでも頑張る!

頑張れる源は「ダイビングへの情熱」
そして、頑張るには「忍耐力も必要」

どんな業種でも人を教える立場になるって簡単な事ではないですよね。

ダイビングは自然相手のレジャー。
例えば、オープン・ウォーターダイバーの講習中にだって何が起きるか分からない。初めてダイビングをされるお客様はとっさに想定外の行動をとるかもしれません。

ダイビングインストラクターは、安全にコースを勧め、生徒さん達にダイビングスキルを身につけてもらいながら、ダイビングの楽しさを伝える・・

漠然と言ってはいるけど、簡単に出来る事ではないです。
だからこそ、沢山の練習と経験が必要!

今回アシスタント・インストラクターコースの参加者さん、「自分自身のダイビングスキルをもっと磨きたい、ダイビングでもっと上を目指したい」という気持ちで参加されました。

コースに参加し、教えるという立場・目線でダイビングに接し、今までの自分に足らなかった点が沢山見えたと思います。今回は、それを補強し、アシスタント・インストラクターに必要なスキルを徹底的に練習しました!

ダイビングも立場、目線、意識を変えて関わると、今までと違った世界観が広がりますね。

将来ダイビングを職業にするしないに関わらず、このコースで得た経験と自身は、今後いろいろな場面で役に立つと思います。

お疲れ様でした!

目次