バリ島ムンジャンガン|3泊4日大自然に囲まれダイビングと温泉を満喫
ムンジャンガン島は、西部国立公園内に浮かぶ無人島。
手付かずの自然がそのままの姿で残り、野生の鹿や幻の鳥「バリ・スターリング」も生息。
島周辺でのダイビングは、バリ島にある他のダイビングスポットとは一味違った魅力があります。
大自然に囲まれてのダイビング!
バリ島No1を誇るドロップオフとサンゴ礁の海。
360度エメラルドグリーンの海は、バリ島にいながらバリでないような気分にさせてくれます。
ダイビング後は天然温泉を満喫。
5月26日~3泊4日ムンジャンガン島ダイブサファリツアー。
この間、2名のアドバンス・ダイバーも誕生!
このブログでは、
ジャカルタ在住のダイバーさん達と行ったムンジャンガン島ツアーの様子を含め、以下の3点をまとめました。
- ジャカルタ↔ムンジャンガン島(3泊4日の日程)
- 今回潜ったポイントとコメント(ダイビングポイントの地図付き)
- ムンジャンガン島のダイビングシーズン
ムンジャンガン島でのダイビングに興味がある方必見。
モデルプランにもなりいます。
ジャカルタ↔ムンジャンガン島:大まかなスケジュール
空港から直ミンピリゾートムンジャンガンへ向かう
13:00 :ミンピリゾートムンジャンガン着
チェックインを済ませ、お部屋で準備
14:00~2ダイブ
※デンパサールの空港からバリ島で有名なバトゥール湖、ブヤン湖、タンブリガン湖を通りムンジャンガンへ向かいます。
途中、高原ブドゥグルのゴルフ場近くにあるカフェテラス・ルンプナで朝食。
ここは、簡単な和食メニューもありおススメです!山の中腹なので、肌寒いく感じます。
朝食
8時45分に桟橋集合
ムンジャンガン島で3ダイブ
ダイビング終了後、お部屋でリラックス
19時~ナイトダイビング
朝食
8時45分に桟橋集合
ムンジャンガン島で3ダイブ
帰りは、西海岸に沿って、ヌガラ(Negara)経由で空港へ向かいます。
ミンピリゾートムンジャンガンから空港まで少なくても4時間はかかります。
ミンピリゾートムンジャンガンの朝食
アメリカン、コンチネンタルの他にお粥も選べます。
朝7時から食べれるのでダイバーにはありがたいですね。
温泉
広い敷地内に数か所「天然温泉」がり、水着着用で24時間入れます。
プライベートを重視される方の為に、温泉やプール付きのビラもあります。
ダイビングしたポイントとコメント
リゾートからムンジャンガン島までボートで約40分~50分。
ヌサペニダへ行くようなスピードボートはなく、木製ボートで行きます。
初日|じっくりカエルウオやハゼを観察
Dive 1:プゥトゥリムンジャンガン2前/Pohon Kecil
Dive 2: テルクミンピコーナー/Pohon besar
初日はダイビング開始時間が遅かった為、ムンジャンガン島以外のポイントでダイビング。
朝から天気が悪く、移動中に雷。
この日はバリ中天候が悪く、バリ島の空港に着陸できなかった便もありました。
スカッとした透明度ではありませんでしたが、じっくり魚を観察する事ができました。
ムンジャンガンでよく見らえるバイカラードティーバック、タルボッツダムセル。
、イエローアイコームトゥース、シリウスベニハゼまで見られ、充実したダイビングができました。
バイカラードティーバック(Bicolor Dottyback/Royal Dottyback)
和名なし。
イエローアイコームトゥース(Yellow eye combtooth blenny/Eye spot blenny)
和名なし。目の後ろにある黒の斑点が特徴です。
2日目|ムンジャンガン島で人気ダイビングポイントのオンパレード
ムンジャンガンの壮大なドロップオフと浅場のサンゴ礁を楽しみます。
Dive 1:ポス1~ガーデンイール/Pos 1 ~ Garden eels
Dive 2 : Pos 1/ Pos 1
Dive 3:アンカーレック/Anchor Wreck
Dive 4:ナイトダイブ
数あるポイントの中で特にファンが多いのが①ポス1~ガーデンイールに抜けるルートと、②ポス1。
壮大なドロップオフに半端なく大きなウミウチワ。見事なソフトコーラルに圧倒されます。
壁側には小さなギンポやハゼ達。
ニチリンハゼ、ハタタデハぜのペア、レインフォーズゴビ―も沢山。スカシテンジクダイの群れ。
大きなロブスターなど・・・・
レインフォーズゴビ―(Rainford’s goby)
特徴赤いラインと背中にある白い斑点。
ブルーの方には、コガネスズメダイの群れに混じって沢山のカスミチョウチョウウオやオヤビッチャ。
ウメイロ/ウメイロモドキの群れ。アカモンガラの群れ。
砂地にはガーデンイールにジョーフィッシュ。
浅場のサンゴ礁は南国ムード一杯の魚達。
セダカニセスズメ、ニシキヤッコ、ミスジチョウチョウウオ、シチセンチョウチョウウオ。
カクレクマノミ、ハナビラクマノミ、ソラスズメダイ、デバスズメダイなど。
ムンジャンガン島に上陸してランチ!
インドネシア語でムンジャンガンは「鹿」
野生の鹿に出会うチャンスもあります。
休憩中シュノーケリングを楽しむこともできます!
アンカーレックは浅場も深場も楽しめるポイント。
40m付近から小さな木製の沈船が横たわってます。
この沈船は、19世紀の奴隷船とも言われてますが、はっきりした事は不明です。
100年以上前の沈船はソフトコーラルで覆われ、はっきりした船の形は残ってません。
今回は海峡が良かったので、希望者のみ30m付近まで探検してチェーンを見てきました。
(※ダイバーのレベルにもよります)
浅場では、美しいサンゴとフレンドリーなアオウミガメとの遭遇。
浅場のリーフ(サンゴ礁)は素晴らしく綺麗です。
ナイトダイビングは、「マンジュウイシモチ」が沢山見られるポイントへ行ってきました。
イシモチ系の魚の中でも群を抜いて可愛い!
バリ島の他のダイビングポイントではあまり見かけない魚です。
3日目|透明度グングン上昇。ギンガメアジの群れ!
Dive 1 : ポス2/Pos 2
Dive 2 : バットケーブ/Bad Cave
Dive 3 : ポス3/Pos 3
写真のバックに映っているのは、ムンジャンガン島にある大きなガネーシャ像です。
ダイビング最終日。
一番印象に残ったのは、ポス2で見たギンガメアジの群れ!
人気が高かったのは、透明度が良かったバットケーブ。
カエルアンコウのチビチャンに遭遇。
最後の最後まで浅場で粘ってダイビングを楽しみました。
ムンジャンガン島ダイビング|ダイビングシーズン
透明度の良い海でダイナミックなウォールダイビングと群れを楽しみたいなら、乾季!
ただし、7月~9月は風に注意。
マクロ中心で透明度はさほど気にならない方は雨季も楽しい。
乾季の5月~10月後半頃は透明度が良く、ムンジャンガン島の魅力を思う存分に楽しめる季節です。
ただし、7月~9月は南西の風が強く吹く時期で、水面がチャプチャプしたり、ボートが揺れる場合があります。
稀にですが、風の影響でムンジャンガン島へ行けない日もあります。
また、7月~9月は水温が26度ぐらいまで下がる日もあります。
(ブログ:バリ島「乾季と雨季」天候とダイビングへの影響|雨でもダイビングできる?)
雨季の11月後半~4月後半までは、水温が高めで風の影響もありません。
ただ、透明度は乾季程良くありません。
ムンジャンガンは、誰もが1度は訪れてほしい癒しが沢山つまった場所です。
ムンジャンガン島でのダイビング/ダイブサファリツアーにご興味のある方はお問い合わせ下さい。