バリ島コロナ状況⑬:外人観光客受け入れ時期と急ピッチで進むワクチン接種
バリ島では、「外国人観光客受け入れの時期」について、さまざまなニュースが流れています。希望的観測、完全に決まっていない予定など・・・。まだはっきりしないのが現状だと思います。ただ、バリ島は外国人観光客受け入れに向け頑張ってるのは事実です。
南国生まれのバリ人達が日々マスクをし、手洗いをし、消毒液を使用し、ソーシャルディスタンスを保つ。我々日本人にとってはそれほど難しい事ではないですけど、習慣の全く違う彼らにとってはじめは戸惑ってしまうことばかりだったと思います。それでも、(当たり前ですけど)コロナ収束の為にがっばってルールを守ってます。バリ島の学校は未だにオンライン授業。子供達も我慢しているんです。
バリ島は今年8月から外国人観光客の受け入れ再開するのか?
今月半ばにジョコウィ大統領がバリ島を訪問し、今年の8月~外国人観光客の受け入れ開始したい(予定)と述べたようです。その一週間前は2022年4月~5月頃から受け入れ開始というニュースも出てました。また、サヌール、ヌサドゥア、ウブドの3か所限定で受け入れを始めるとも言われています。いろいろニュースは飛び交いますが、全部「予定」でどうなるのかは分かりません。
ただ、数字上でもハッキリしているのは、①1月をピークにコロナの新規感染者数が減少。②回復者数の増加。③ワクチン接種が急ピッチに進んでいることです。ワクチン接種に関しては、医療従事者と公務員にくわえ、一週間ほど前から(初めに観光を再開すると言われている)サヌール、ヌサドゥア、ウブド地区の住民向けに急ピッチで進んでいます。
もはや流れはワクチン接種、私達も1回目のワクチン接種をして来ました!
ワクチン接種しないと今後の仕事に支障がでるかもしれない?!バリ島はそんな流れもありワクチン接種が急ピッチで進んでます。
バリ島/インドネシアに最初に入ってきたワクチンは中国製シノバック社のワクチンで既にインドネシア全体で310万人が接種済み。 今月はじめにはアストラゼネカ社のワクチンも入手し使用を始めました。我々が今日受けたのもアストラゼネカ社のワクチンでした。
ワクチン接種は完全無料
医療従事者や公務員の人とは別に、一般市民は各地域のバンジャール(町内会)ごとにワクチン接種が行われています。サヌールの住民又は、サヌールで働いている人達は必要書類を提出するだけてその日のうちに無料でワクチンの接種ができいます。外人も無料でワクチン接種させるなんて、バリの本気度を感じました。(笑い)
ワクチン接種の手順:サヌールの場合
今日行った1回目のワクチン接種の様子をご紹介します。
場所はサヌールのWarung Madu Sedana. この辺りのバンジャール(町内会)が運営しているワルン(食堂)です。食堂といっても、敷地面積は広く、こぎれい。お食事も安くて美味しいいので、人気のワルンです。
朝、8時前に到着。受付で必要書類を提出し、番号札をもらいます。
ビビりながら行った私が何と、受付番号1番!
8時半になるとマイクで名前を呼ばれ、①住所確認⇒②事前に渡された健康チェックシートみたいなのを提出し簡単な問診⇒③血圧チェック⇒④ワクチン接種と手際よく進みました。
始めの住所確認等が終了したらSMSで登録した私の携帯番号に2回目のワクチン接種日と今日(これから受ける)ワクチン接種修了書が届きました。早すぎ!
ワクチン接種後30分は様子する為に近くで待機。
その間に、今回の内容の救急時の連絡先、2回目ワクチンスケジュールが書かれた紙を渡されました。
我々の2回目は5月25日です。
ワクチン接種は賛否両論:接種後に思う事
世界的にワクチン接種は賛否両論で中には否定的な方もいると思います。
中国シノバック社のワクチンの噂は沢山耳にするし、アストラゼネカのワクチンも最近イタリアで問題になったし、「異国の地でワクチンを接種し、何かあったらどうしよう?」って思いもあり、随分悩みました。
ただ、バリ島にいる限り「ワクチン接種しないと今後の活動に支障を及ぼすのが嫌だ」とう思いが勝ち、ワクチン接種を行いました。
ワクチン接種事態は朝の9時には終了し、今のところ何の副反応はありません。今日は安静にしてます。副反応がでたら個人のFB等でご報告します!
実際アストラゼネカ社のワクチンの効果がどれだけあるのか分かりませんが、効果ゼロではないと思うし、郷に入っては郷に従うですね。とにかく、一日でも早く以前の生活に近づいてもらいたいです。これからもコロナ感染予防をしっかりしながら生活していきます。