バリ島コロナ状況⑦|PMKデンパサールへの出入り規制がはじまる

バリ島クタ地区
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バリ島新型コロナウイルスの状況アップデート

外出自粛生活も49日目に突入。

5月13日時点での、インドネシアの陽性者数15438人、回復3287人、死亡1028人。
1日の死亡者数は20名ぐらいに下がってきてます。陽性者の増加数は400人台後半。横ばいで推移。

バリ島の陽性者数は332人。回復220人。死亡は4名のままです。
前回のアップデート(5月1日のブログ)から回復者の数も増えてますが、陽性者の数もじりじり増加。

現在、バリで入院中の患者は100人。
受け入れは主にサンラ病院。それ以外にもウダヤナ大学病院と各地の病院数か所に分散してます。

ちなみに、インドネシア全体でバリ州の陽性者数は国内第8位。死亡率は最低。回復率は最高です。

デンパサールは「コミュニティ活動制限」を開始する

バリの州都デンパサールはコロナ拡大防止の為、5月15日~1か月「PKM・コミュニティ活動制限」をはじめます

今までも、マスク着用の義務化や、手洗い、ショーシャルディスタンス(人との距離を保つ)などの強化は各村ごとにおこなってます。

今回は、デンパサール独自「PKM:コミュニティー活動制限」という規制をつくったんです。

目的はもちろん、「コロナ拡散防止」

それと、もう1つの目的として、バリポスト新聞によると、観光業の壊滅した地方から生活困窮者がお金や仕事を求めてデンパサールに流入し、犯罪などに走って治安を悪化させてるのを防止する為と上げられてます。

この規制により、

デンパサールは規則を無視する人たちを制裁できるようになります。

今まで、マスク無しで外出をすると注意され、マスクを無料で配布してもらえました。罰則は厳しくても、腕立て伏せをやらされるぐらい。

今後はそれでは済まされなくなるんだろうなぁ~。

デンパサールは、交通制限とし、外からデンパサール市内へ入る16か所に官憲が運営する検問所を設置します。
そして、マスクを着用していない運転手,明確な通行目的がない市民,乗車人数の多い四輪車,貨物車等を規制対象とした監視を行います。

“在デンパサール日本領事館からのメール:全文はこちら”
Web: https://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

出入りする人は送り状などの証明書。公務員や職務の人は組織の上司からの証明書。正当で急を要する目的がないかぎりデンパサールへの出入りは難しくなりそうです。

ってことは!

正当で急な理由がない限り、私はクタへは行けなくなるってこと。行っても自宅に帰れない?!
クタ方面に住んでいる人いわく、「大通りを通らなければ、抜け道は沢山ある」とのことですが、そこまでしてクタ方面やデンパサール以外の地域へ行く用事も理由もない、

おとなしく自宅にいるのが一番安全で良いですね!

まだまだ続く、出稼ぎ労働者の帰国コロナ輸入

バリ島コロナ対策

バリは「海外/他地域からの出稼ぎ労働からのコロナ輸入が全体の70%以上を占めています

今月初めにもブノア港に観光船が着き、乗組員170人以上が下船。

5月8日にはバリにチャーター便による南アフリカからの出稼ぎ集団帰国がありました。

彼らは、「帰国者隔離システム」のもと、全員直ぐ隔離場所のホテルに運ばれ2週間の隔離と抗体検査を受けました。

これから少なくとも17が乗組員を降ろしにインドネシアにくるそうです。
(うち、バリに来るのが何隻かは分かりませんが)

バリ内でのローカル感染が怖い

バリ内でのローカル感染も少しづつ広がってきてる

現在は、「帰国者隔離システム」のもと、出稼ぎ労働者達は帰国時にバリ州が借り上げたホテルに全員隔離されます。全員にラピットテストを義務付け、陰性でも2週間は家に帰れません。

問題は、

「帰国者隔離システム」が構築される前に帰国しちゃった人たちと、その接触者たち

現在の「帰国者隔離システム」が整う以前に帰国した出稼ぎ労働者達や彼らと接触をした人達が、家族に感染させ、家族が村人に感染させ、医療関係者達まで広がってます。

一番被害が大きいバングリ県(Bangli) は、陽性者72人、回復46人。
その中でも、4月末に行われた抗体検査の結果、陽性者が多数でたアブアン村(Abuan)は5月2日から村全体をロックダウン閉鎖。
(予定では2週間の閉鎖)アブアン村に住む2640軒が影響を受けてます。

(5月15日バリポストによると、2週間経過し、PCR再検査で全員陰性になったので5月14日にロックダウンは解除されました)

次にコロナ陽性者が多いのは、バリの州都デンパサール(コロナ陽性者62人、回復48人)。
私が住むサヌールもデンパサールの一部です。

5月15日から始まる「PKM(コミュニティ活動制限」で感染者の拡大予防が出来るように祈ってる!

ちなにみ、クタ、レギャン、ジンバラン、ヌサドゥア、ブノアや空港があるバトゥン県(Badung)は陽性者24人、回復14人です。

ウブドのあるギャニャール県(Gianyar)は陽性28人、回復21人です

バリは県ごと、村ごろ、バンジャール(町内)ごとにバリ内での感染拡大予防に取り組んでます!

今まで抗体検査はPDP(コロナ感染者と接触があり症状がある人)とODP(コロナ感染者と接触はあるが症状がない人)と接触者が中心でしたが、この範囲がリスクのある職場まで拡大され、ヌラライ空港のイミグレ職員全員。患者を受け入れいている病院の医療従事者と一般事務職員にも対象を拡大し、院内感染を防止してます。

一つ一つの取り組みが大きな力を発揮してほしい!

自粛中の私たちはというと・・・

サヌールビーチの入り口が閉鎖され、私のウォーキングも一変した。

まずは、一人から二人。
私の相棒も加わり、今は2人でウォーキング。

一人でウォーキングをするより、ペースが落ちる。
でも、一人では絶対に行かない裏道や畑道を歩いてみたり。
バイパス沿いも歩いてみた。

結構な冒険!

結構知らなかった道や、長閑な風景も・・・

バイパス沿いに、こんな風にマスクが売れれてた。

バリ島サヌールのバイパス沿いに売ってたマスク

ウォーキングの途中に銀行に寄ると、入場制限中。

中に入れないで、外で待ってる人たちもショーシャルディスタンス。

結構な待ち時間になりそうだったので、断念

自宅で料理するのが面倒な時はデリバリーを頼む。

バリ島サヌール,マッシモのピザ,デリバリー
バリ島サヌール、マッシモのピザ

↑の写真はサヌールで大人気イタリアンレストラン、マッシモのピザ!
今、マッシモはパスタ麺、ワイン、チーズ、ベリーなど超お得なお値段で提供してくれてるのでありがたい

ちなみに、サヌールで好きな店は「マッシモ」と「カユマニス」!とってもおススメです。

こちらは家の近くの「アフターワーク」というお店のデリバリー

バリ島サヌール,アフターワークでデリバリー
バリ島サヌール,アフターワーク

「自粛生活」、いつまで続くか分かりませんが「New Normal の日を考え、前向きに生活するしかない!」

最前線で働いている人達のことを考え、この時間を無駄にしないよう「家での時間」を大切に過ごします!

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