プール講習とは海洋実習に行く前に、安全で穏やかな場所で水慣れを行ない、ダイビングで必要となる「スキル」を習得する場です。
プール(限定水域)ダイブでは●ダイビングを楽しむときに必ず使う基本的なテクニック ●水中で困ったり問題が起きないようにするための安全テクニック ●万が一何か問題が起きた時に備えた確実な対処テクニックとして、下に紹介するスキルを習得します
ポイントは、自分が自信を持って「できた!」と言えるレベルになるまで、じっくりと時間とかけて練習すること。
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースでは、プール(限定水域)ダイブの際に「スキル練習スレート」を使用し、必要なすべてのスキルをもれなく練習したかどうか、また、それぞれのスキルが満足にできたかどうかをお客様自身がチェックできるようになっています。
もし「もっと練習が必要」と感じてチェックしていれば、そのスキルができるようになるまでしっかり練習します。満足度の高い講習になることは間違いありません。
すべてのスキルを満足できるレベルで習得するためには、プール(限定水域)ダイブで少なくとも7~8時間はかける必要があると考えています。
短い時間に詰め込んで不安を残したまま海洋実習に進むのではなく、ご自身が納得いくまで練習することが大切。Cカードを手にした後に快適にダイビングを楽しむためにも、しっかりとスキルを練習しておきましょう。
プール(限定水域)ダイブでは、泳力の確認も行なわれます。
・足がつかない深さの水域の水面で、水泳具を使用せずに10分以上落ち着いて浮いていられる能力。
・水泳具を使用せずに200メートル/200ヤードの距離をノンストップで泳ぐか、またはマスク、フィン、スノーケルを使用して300メートル/300ヤードを泳げるという能力。